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リネンや麻を織る日々をつづっています。
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2010年5月
リネン日記:29
2010年05月09日
今日は、朝8時半から、こいのぼりの撤収作業を行いました。休みの日というのはたくさんの方が外で動かれているのだなあと始めて位に気が付きました。その後、10時から総会の準備を行って、午後12時半ころ総会の受付が始まり、自分の区の受付担当でした。

総会には、たくさんの皆さんが参加されまして終了後、反省会ということで簡単な食事会がありました。評議員のみなさんというのは父親世代の方々が多いのですが、私というのは普段仕事を字の中でしていることもあって、皆さんが立てて下さっているのを感じます。

町長の話によると住んでいる町自体は、高齢化していないそうです。が、私の住んでいる周辺は高齢化する一方で、1年経てば平均年齢がほぼ1歳上がっているような… 本来、高齢化ということが問題になること自体、国としての大きな問題を抱えているということで、その点を考えていくべきであろうかと思います。
2010年05月08日
今、リネン140番手をストールですが、糊無で織るのをテスト的に行っています。糊をつけずに織るメリットというのは、糊をつけなくて良い、糊抜き剤を使用しなくて良いというダブルのエコなメリットがあります。実際には、縦糸が切れやすくなるので、織効率がかなり落ちるために糊付する以上に手間が掛かるのですが、糸からして特殊なものですので、より手間を掛けても、エコなコンセプトで織り上げてみようという思いです。10mほどを織り上げるのに4日ほど掛ってたりで、手織りの世界よりも遅いです。

このストールを糊をつけて織ったタイプは、以前1枚だけ作って、インターテキスタイル上海やジャパンクリエーションの場でも展示しておりまして、リネンストールというよりも肌触りからしてカシミヤの世界だったりします。糊をつけていないものも同じような感じか、あるいはよりソフトに仕上がるのではないかと想像しておりますがどうなるでしょうか?

林与の中では、現在、いろいろなプロジェクトが進行しておりますが、製品のほうでも4年ほど前から企画していたリネンプロジェクトが進行しております。このリネンプロジェクトがここ1年ほどで急速に現実化の道が開けてきました。リネンの100番手クラスの細番手素材を活用するということで現実化の運びとなったのです。

今日は、夜には、自治会の評議委員会がありました。明日が自治会の総会です。
2010年05月07日
今日は、朝一番でお客様が来られましてお昼も忘れてリネンの話になっておりました。皆さんが海外生産やそれと競うようなものづくりに徹しておられる中で、大手さんで、私よりも若い世代の方が生地へのこだわりを持っておられるというのが私にとっても新鮮でした。今日はほかにも生地を販売されている方からのお問い合わせがあり糸や染の原産地に関してでした。リネンに関して、中国紡績糸ということをお話しますと、がっかりされるようなところがあるのですが、リネンに関しての本当の情報などがまだまだ適切に販売されている方ですらも伝わっていないというのが感じられました。

中国産生地や中国紡績糸使用(あるいはアフリカ大陸紡績糸)のものなどがほとんどのケースで、フランスリネンとかベルギーリネンと謳われ出回ってしまっておりますので、消費者だけでなく、生地を販売されている方にも糸の産地に対しての誤認を与えるようです。リネンに関しての適切な情報が消費者だけでなく生地を販売されている方にも一般に伝わってはいないのが不思議です。

産地や歴史というものがどこまで重みがあるかといえば、国産テキスタイルでも安く上げようとすれば海外の安価なリネンと中身まで同じレベルのものになってしまいます。買われる側が気が付かれにくい目に見えない中身の基本的な品質を常に保とうとすると目に見えない部分で、ものづくりする側がお使いいただく方のためにどこまでこだわれるかという問題になってきます。

林与の布をこのサイトで買っていただくと、林与のロゴラベルをお付けしています。そのラベルがかっこいいからとかかっこ悪いとかではなく、林与の布つくりの裏には、日本の麻織を守っていくために、特殊なリネンの世界をクリエーションしたり、本麻の品位を守ろうとする姿勢があったりします。そのラベルをお配りすることで、その布が「林与」が手がけたものであるということを証明するだけでなく、林与自身が麻布作りにこだわらなければならないことを皆様にお約束する意味も含んでいます。
2010年05月06日
今日は、朝、香港におられるフランス人の方からメールが届いていました。フランスブランドさんで、とてもかわいい子供服をつくるメーカーさんです。3月末のインターテキスタイル北京の一番最後の日の一番最後のお客さまとして来られたのですが、子供服だけに安心できるものをということを話しておられました。林与の先染リネン生地で、そのブランドさま向けのオリジナルな生地を作ようなお話です。

フランスへの輸出では中国の生地というのはすべて検査が必要だそうです。シルクなどでもヨーロッパ向けは検査が厳しかったりします。エコテックス100が必要なのもヨーロッパ向けだからです。林与の使用している中国紡績糸は、エコテックス100認証を受けたもので、安全な糸で、その糸を日本で染色、織、加工行っております。

日本からの輸出だと検査は必要ないといわれていましたので、ヨーロッパのほうでは、中国製生地に対しては、検査が厳しいようです。今、日本でも同じ危険はあるかと思います。厳しい世界の価格競争にさらされて、今まで使用してきた薬剤というのがどんどんと安いものに置き換えられてしまっていくというのが現状で、同じに見えても高い染や高い加工があるのは、それが理由だったりします。

織に関しましても、最近ではリネンの細番手は、糊をつけずに水溶性ビニロンを巻いて織るのが業界の主流になりつつありますが、その後の処理の問題は万全でないといけないと思い、適切な知識が必要です。また、堅牢な染というのは大事で、色が落ちるということは結局、肌に付くケースがあるということで、化学薬品である染料が肌に付いて残るというのは良いことではないのは想像できます。

ものを作っていてもいろいろと考えることが多いのですが、林与も近江上布の機元でありながら、染を断念したのも下水処理の問題からです。滋賀県では、昔から琵琶湖に流す水を綺麗にしようということで洗剤の問題が取り上げられていました。琵琶湖に流す水、すなわち、京都や大阪の人が飲み水としても取水する水なので、産業界全体としてもその安全性までを考えた生産が大事かと思います。基準の低いところのほうが、低コストでつくれるという強みはあるかと思いますが、今の地球温暖化のエコ意識と同じで、何に価値観を持つかは、地球規模で長く仕事をしていくことを考えると大事なことではないかと思います。
2010年05月05日
今日は、真夏日なこどもの日です。子供たちにとっては天国のような一日だったのではないでしょうか。私のほうは、書類作製の手続きなどに追われておりました。家の中で仕事をしていても、ただ単に、外に出たときに、お天気がよいというだけで幸せな気分です。

今日は夕方にリネンプレゼントをお送りいたしました。かなり気合を入れておつくりしましたワイルドなリネンデニム生成なのですが、お手元に届きまして、使いにくかったら汎用的なL43番手と交換いたしますので送り返してくださいね。

2010年05月04日
今日も、日差しが強く、熱中症になってしまうような陽気ですが、私の住む字の人々は、行楽に出掛かられるではなく、田植えを行われています。私自身は植える田んぼがありませんが感情移入いたします。

今日は、倉庫に行きまして、倉庫の照明などを取り外し撮影用に改造したりいたしました。その際、昔の見本帳が箱に入って出てまいりました。先々代の頃のものではないかと思います、近江上布絣の小さなハギレがページごとに貼り付けられています。箱に入って、数十冊です。今の時代だと見本は必ず柄のワンリピート分は必要なのですが、ものを大切にした時代で、ワンリピートが一日仕事なため、小さな切れ端しか貼ることができなかったのだと思います。

不思議なのは、ものがない時代に、良いものが作られたことです。今のものがあふれる時代には、より簡単に安く作れるものがもてはやされます。30年前のナショナルのラジオは電池をいれれば、今でも鳴るのに、今の電化製品のほとんどが1年もほっておけば使えなくなってます。

本日、リネンプレゼントのほう梱包終わりました。明日発送いたしますので、この連休明けには到着するかと思います。
2010年05月03日
今日は、昨日に引き続きよいお天気でしたので、お昼少し前から3時頃まで愛知川の河川敷の公園で会社のバーベキュー大会をいたしました。肉1kg、とうもろこし、サツマイモ、しいたけ、ウィンナー、やきそば、ジュースを買い物して、バーベキューセットを持って河川敷に到着です。

なかなか、調子よくなるまで火が付かず、私を含め6人掛かりで30分くらい掛かったかと思います。肉、とうもろこし、ウィンナー、しいたけはおいしく焼けました。サツマイモは、焼き芋にしました。焼きそばは、バーベキューセットの中に鉄板が見当たらず断念です。

天気もよかったので、子供連れの家族がたくさんバーベキューをしておられました。子供たちは野球とか、サッカーとかを楽しんで、新幹線の線路に隣接した公園なので、15分に1回ほど新幹線も通り過ぎます。隣では大学生のグループがバーベキューをしていましたが、昔の大学の頃の居酒屋をはしごするコンパとは違って健全でよいですね。

私自身、外でくつろぐのは、昨年9月の組合のバーベキュー以来ではないかとも思いながら、3、4時間ほどの時間をくつろいだ後、片づけをしました。30分ほど数千円の買い物すれば楽しめるバーベキューというのは手軽でよいですよね。

太陽が頭上から次第に西のほうに動いていくのを見て、地球が回っているのだなあと思いました。45億年という地球の歴史の中で、人類というのは数百万年。この100年ほどの間に人類の歴史というのはめまぐるしく変化いたしました。冷蔵庫、テレビ、車という基本的なものはこの40年から50年ほどそれほど大きく変わっていません。開発速度というのは逆に退化していると思います。逆に考えると50年前に車を許可していたというのが不思議なほどで、がちがちに固められてしまって、逆に文化は衰退していく定めなのかもしれません。
2010年05月02日
なんか、今日はすごく良いお天気になりまして、日差しも夏に向かいますよという感じです。こんなに良いお天気の日には、まったりとしたい気分なのですが、書類やショップの管理など等をこの休み中に行っておかないといけないことが山積みです。

今日は、お天気が良いので、倉庫に行きましてアイリッシュリネンストールの生地を取り出して加工しましました。アイリッシュリネンストールの糸が30年以上も昔に北アイルランドで紡績されたものであるというだけでなく、このアイリッシュリネンストールを洗うために使うものも、ずいぶんと昔に林与が買いました、未開封の大きな角型の花王の石鹸を取り出してきました。

この洗剤を何年分も大量に買った理由がオイルショックで良い物がなくなってしまうということで、買いだめしたということです。近江上布の製造工程で洗いなどを掛けるときにもこのような石鹸が使われてきました。林与の生地というのは、完成度の高いものが多いので、いつでも、どこでも作れるという思いがなく、ひとつでも欠けてしまうと、おなじ良いものを作れなくなるという思いでものを作っております。

20年前の生地と今の生地にしても、同じ番手の糸を使って同じ加工を施しても、同じに仕上がりません。洗剤ひとつ、薬剤ひとつにしても廃盤になり代わってしまうと、仕上がりが変わってきてしまうという問題は、同じ価値観を伝承したい林与が頭を抱えるところです。そういう部分が、日本製品と海外製品の差であり守っていかないといけない部分であり、良いものを作るためには、ベストな選択で動いていかなければならないところ思います。

リネンストールの細かな仕上げというのは、各社ごとにいろいろな工夫があるとは思うのですが、林与のアイリッシュリネンストールは、本来の糸の良さを実感していただきたいので、柔軟材を一切使用しない仕上げにしてあります。良質な糸に近江の自然の力を吹き込んだリネンストールです。飾らないシンプルな中にほかにない上品さがあるところが、品があると思えるところだと思います。
2010年05月01日
4月のリネンプレゼント当選者が決定いたしました。東京都墨田区の方と静岡県三島市の方です。おめでとうございます。近日中に、メール便速達にて、当選商品の発送を行います。

5月のプレゼントを何にしようか考えております。5月のプレゼントは、北京の展示会でリネンの本を何部かいただきましたので、そちらの本をプレゼントしようかと考えております。糸の会社がPR用に作った非売の本ですが、リネンの中では今までに見たなかで一番、立派な本で、リネンが花の写真などがたくさんあって、リネンのことをよく知っていただけるかと思います。(ただし、英語と中国語です。)

5月のプレゼントは、生地ではありませんので、もらっても困られる方があるかもしれませんので、お問い合わせフォームから「リネンの本プレゼント希望」メールを送ってください。メールを送っていただいた方の中から抽選で2名の方に本をプレゼントいたします。(発送先住所とお名前を書いておいてください。)