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リネンや麻を織る日々をつづっています。
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2025年9月
リネン日記:1
2025年09月10日
ある中小企業診断士の方が大手家電メーカーで働いておられて工場か事業所の閉鎖でリストラにあわれたという話。日本では一流の家電メーカーで、事業所を廃止する理由も、上場企業なら当たり前の赤字事業所だからだろうが、従業員の人たちというのはまじめに働いて来たのになんたる仕打ちだと、定年まで働けるのがあたりまえと思っていたようである。

聞いているとビデオデッキの開発だったらしく、ビデオデッキというのが昔は必需品だったけども、SSDレコーダーとかも、テレビ時代のガジェットというのは、ネット時代には需要すらなくなる。プラズマディスプレイなども国を挙げての開発だったけども、国産テレビにしても地デジでのテレビ需要を最後に国産のテレビというものがなくなったと言われている。個人の優秀な人一人を特別扱いするわけにもいかないし、部隊丸ごとリストラするしかないという話になる。

いくら定年を75歳にしようとしても、大手メーカーだったら、そんなものは絵に描いた餅で、良くて早期退職や出向、事業所の閉鎖ともなれば無職になる。百貨店なんかにしても進出しては閉店とか、大手のショッピングモールもスクラップアンドビルトで、建物の寿命なんて30年くらいといわれているから立て直すのに数年かかるとして、テナントも入れ替わる前提だろうからそこで一旦解雇。

たぶん、その開発者の方でも雑用業務を受け入れられれば営業所にも残れたかもしれない、同じ営業所かどうかはわからないがその大手の家電メーカーの大阪の事業所で働いておられた親戚の方は在庫品の出荷を頼まれて残ってほしいと、正社員ではない嘱託扱いだったとは思うが定年過ぎても最後まで働いておられた。雑用係も気にせずできるような人柄の方だったから頼まれやすかったのだろう。

素敵に格好よく生きたい方からすればそういうのっていやだろうけども、必要とされる仕事というのはあったりして、自分がやりたい仕事とかじゃなくて、どの仕事にも必要とされる作業があって、自分がやりたい作業とかじゃなくて。

仕事のことじゃなくても、あるイベントで地域の人に楽しんでもらおうというイベントだったのだけども、イベントのあと、終了時間が昨年は3時だったのに今年は2時で、自分の出店物を片づける前に他の人の出品物を見ようと楽しみにしていたのに、主催の落ち度田みたいな指摘があって、そんなのはその方が案内を確認していないからで仕方ないことだろうと思うけど、それでも、さらに問題は複雑で、有力者に頼んでこんないい加減なことで迷惑したからしっかりしてほしいと主催に苦情。

楽しみにしてもらってることや出品くださることは主催側としてはありがたいことだけど、そんな指摘を受け入れて若い人たちがボランティアで運営していることに関して、自分のほうが正しいとだれが有力者かもしれないけども、そういう苦情は個人の意見としては有ってもよいかもしれないが、有力者を通じて苦情があったとかで運営の一人が畏まって特別扱いそういう年配の方たちって普通に同じ世代の横柄な感覚を正せないのかと思うし、何の落ち度もなく年配の方たちによいことをしようと関係を持てば、関わると見下されて、関係を持つこと自体がマイナスだろう。