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リネンや麻を織る日々をつづっています。
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2025年10月
リネン日記:1
2025年10月15日
自分で行動できない人は他の人についてゆく方法を選ぶだろう。たとえば、旅行もガイド付きの旅行が安心だという人が多いだろうし、それが一般的。個人で自由に旅をするは目的意識が強く行動力がないと難しい。食べ物を食べるにも見知らぬ土地で言葉も通じないのに、おいしそうに思えるお店に入って食べ物を頼んで食べる。

価値観が異なれば同じことをやっても、意味を感じる人と意味を感じない人とがあるだろうし、意味を感じられる人だけがそれに関わればよいだろう。意味を感じない人がいくらやっても難しいだろうし。

自分の興味のないことでも、付き合いで関わることで世界が広がることも多かったりする。例えば、林与は若い時も授業は必ず休まずに出るというのを心掛けていたけども、授業で午前中にクラスでサンディエゴのダウンタウンに劇を見に行ったときに、ウェイルウォッチングに誘われた。授業に出るつもりだったんで断るべきだったけども熱心に誘われて、興味がなかったウェイルウォッチングに言った。30ドルほど払って船は揺れてて船酔い続出で、クジラも尻尾が1回見えただけでくじらをみて楽しむこともできなかったけども、誘ってくれた人たちというのは私と一緒に時間を過ごしたいと思っていてくれたのだろうし、そういうのって本当に幸せなことだなあと今も思う。

授業をさぼって先生たちとは気まずし気がしたけども、ウェイルウォッチングをみんなで見に行ったんだという話をしたら逆に喜んでくれていた。自分自身で社会に溶け込んでいろんなことを経験してみるという実践的なことだったから、語学プログラム的には評価はできることだろう。

サンディエゴでも一人で住もうと部屋を探している話をしていたら、急に初めてしゃべったばかりのクラスメートのオーストリア人のエトガーが一緒に住もうということになり、その話を聞きつけていたもう二人の女の子たちも一緒に住もうということになり、林与的にはそんなつもりはまったくなかったことが急な展開で、国がバラバラの4人が一つのアパートを借りて住むことに。そのおかげで毎週末はどこかでパーティーに誘われたり、イベントで、たぶん、他の日本人の学生からみればすごく恵まれた存在だったと思う。ジャグジとかテニスとか、無料で楽しめることはそういう仲間と一緒に毎日のように楽しんでた。

ある意味、林与も自分では行動できないタイプの人間だったのかもしれないが、そうやっていろんな経験をしていくうちに、自分で思ったことはやってみる派の考えになれた気がする。アメリカで自動車の故障のいろんなトラブルを経験したから、自動車はおんぼろでも問題なく走ればよいという考えだし、パソコンも昔は純正の正しいものが欲しかったけど、自作PCを経験したりすると、別に動けば良いという考えになって来る。今も10年以上前のノートパソコンを買い替えして使っているが、普通の人よりも何倍も活用しているだろうと言える。別に落として壊れたとしても、データさえ大丈夫なら、同じのを安く手に入れてSSDを交換してまた元道理にできるし、中古なので気軽に分解して、問題のある部品を交換してあげればよいと普通の人とは違う感覚で故障も気にすることなく使える。

こういうのってSDGs的なことだろうけども、SDGsの人たちというのはお金儲けが目的なことが多いので、こういうのは推奨されないSDGsだったりするだろう。

イタリアの展示会にいったときも、1週間ほどぶっつづけで働いて、食べるものもほとんど食べてなく、やつれはてて、織機から飛び降りた時に左脚をぐねって多分骨折だったけども、かまぼこ板あててガムテープでぐるぐる巻きにして靴もまともに掃くことができない状態で、なんとかイタリアまでたどり着けた。イタリアの展示会場の食べ物はサンドイッチ一つで10ドルくらいとかでむちゃくちゃ高いので、ホテルのビュッフェで2時間くらいたっぷり食べて数日で5kgくらいは体重が戻っただろう。旅をしていても、カフェテラスでコーヒーを飲んで時間を過ごすとかが好きで観光はあまり好きじゃないし、食べ物にもそれほど興味がないので、スーパーで食品の飲み物を買ってホテルの部屋で食べるでも構わない。荷物も展示会の時はスーツケース2個とリュックだけども、海外旅行もノートパソコン、パスポート、クレジットカードをパソコンバッグに入れて出発が多く、スーツケースが無いのでいつでも自由に動き回ることができる。現地で自分自身の土産代わりにTシャツや靴下など買うも良いだろう。