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リネンや麻を織る日々をつづっています。
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2021年10月
リネン日記:28
2021年10月09日
この2、3年ほど足の疲れが抜けない感じなので足のマッサージにでも行ってみようかと思ってたけども、手軽にということでフットマッサージャーを買ってみた。体の倦怠感はリンパの流れが悪くなっているからだと推測をしているので、足裏のリンパを刺激すれば治るんじゃないかと。

地元にもたくさんもみほぐしのお店があるけども、自分の体の疲れを他の人に直してもらってたらあんまり意味がないので、フットマッサージャーで自己解決できたらと思っている。椅子に座って使ってみるとそこそこだけども、やはり足に力が入ってしまうのでリラックスできていない。

良い方法を思いついて、フットマッサージャーを壁に立てかけて寝て、試してみたら快適にマッサージも出来て、足裏も柔らかくなって、たぶんリンパも血液の流れもいい感じで、歩く足が軽くなったのと同時に倦怠感というか眠気がほんと消えた。足が本当に軽くなり、空中遊泳3歩半のカールルイスの足を得た気分、工場の中を歩くのが心地よい。この2年の足だるさは何だったんだろうと思うくらいに、早く気が付けばよかった。

車を運転していても、足がだるいので、もみほぐしのお店の看板をみると行ってみようかといつも迷っていたりしたのがそういう迷いがとりあえず消えただけでも幸せである。体調不良が続いていたので内臓にも足裏マッサージは多分良い影響があるだろうと思っている。でも、フットマッサージャーとの相性みたいなものもあるだろうとは思うので、今回、手に入れた小型のフットマッサージャーとの相性が良かったのだろうとも思う。他のもう少し大きなタイプも以前少し試したことはあったが、いい感じじゃなかったから。

私のようなおっさんの、肩こりとか足の疲れは、ほんと硬くなっているので痛いくらいのマッサージが必要で。それを乗り越えると肉も柔らかくなって昔を取り戻せるんだろう。痛いのが気持ち良いとか若いころにはわけが分からなかったけども、体が凝り固まっていてそれを思いっきりほぐして柔らかくしないことには解決しないんだなあと思えた。
2021年10月08日
コロナで百貨店不況アパレル不況で、仕事以外で面識のあった京都の染色工場が繊維業から撤退されたという話を間接的に聞いていたが現実のようである。その1年ほど前には一つの仕事の案件で生地を送った際に会社を他の会社の資本下に置かれるというようなお話だった。逆にいうと、その判断というのは消費税増税の後の業界が難しくなる流れの中で、潮時のようなものを見極める目を持っておられたということでもあろう。

社長と話をしているときに後継者が身内にはおられない問題を言っておられたのだが、従業員が企業を後継していくということは今の日本の雇用形態の中では難しいだろう。特に、人を抱えて、設備を抱えている製造業においては、後継するときに職人的な部分ばかりがクローズアップされがちだけども、他の人の生活の面倒を自分が見るというような考えの従業員がいるのかどうかというところで、経営というのはそういうところであろう。

地元の金襴織物の工場も、社長が新しい設備を常にいれて福利厚生などもよくしておられ10人くらい人がおられるような話だったけども、社長がなくなられると社長の代りに会社を続けていけるような存在の人というのはおられなかったようで廃業された。

コロナがなくても、日本の大企業は別としても、昔ながらの家族経営的な繊維業界というのは利益を求めないスタイルで従業員を守ったり続けていけることを第一に考えて仕事を続けているところがほとんどで分配して成り立ってきていた。それがコロナで売り上げが、何分の1に落ちるとかとなると、実は、小売業界や旅行業界以上に、分配でなりたつ多くの人々を細々と支えてきた繊維業界は、コロナのダメージを大きく受けた。
日本で利益が上がってないのを格好悪いように思うかもしれないけど、何千億の利益を上げるというのは独り占めしているだけのことで下請け企業に分配していないだけのこと。または、本来は中小零細でも当たり前に負担している消費税の還付のからくりの恩恵でなりたっているような消費税の負担もしたくないどころか消費税増税から恩恵を受ける輸出型企業型が多い。ほめられたことじゃないと思うけど、なぜか、そういう企業が優良企業的に社会的にはみなされることが多かったりする。10%の消費税も納める必要なく還付受ければ有利なのは当然のこと。本来は国に入るお金で、厳密に運用すればそれもよいけど、税務署によっては消費税がマイナス何千億円とか。消費税が企業に流れ込んでいるだけのことで、企業が利益を上げる構造が裏にはある。国内分まで合算して還付してるようなずさんさがあるからだろうけど、そういうからくりがあるのが消費税の輸出型大企業からみたメリットで、増税したいのは当たり前だろう。

地道に人々の生活を支えようとする旧来型の地場産業と、消費税増税で利益を増やしたい勝ち組の輸出型優良企業。どちらがまともなのかを考えるときに、後者をまともに考えていたら、日本の国の税収はまったく成り立たなくなるからくり。本来消費税を負担している立場なら、消費税増税の重荷は分かるはずだけど、消費税を国と同じ様な立場で取る側の輸出側大企業。国の力を借りて消費税を自分の懐にできるからくり。それが日本の優良企業が何千億もの利益に満足できずに消費税増税を主張して国民を食い物にするような輸出型大企業経営の根本的な問題。
2021年10月07日
今朝は、早く起きて急ぎの件を動かす。シャトル織機で織ろうとするとシャトルの管に糸を巻くいて、つかいおわった管の残り糸を整理するのもメインの仕事の一つ。朝は空気がヒンヤリとしていて仕事をしていても気持ちが良いのである。朝交代するスタッフがスムーズに仕事できるように巻いた糸を多い目に用意しておく。織機の調子がちょっと悪かったのでそれも調子よく動くように調整して交代する。

お昼前に新しい企画の案件で電話があって、その調整的なことで午前中。顔料系なのでいろいろと問題に対しての想定をしないといけないこともあって、初めて的なことが多いので、技術的に確立させる手法を取るべきじゃないのかと思うところ。叩ける問題を最初にできるだけあぶり出して叩いておかないと、実際に量産とかとなって問題が見えてきた時には後での対策は本当に難しい話。

午後から経理担当と会計ソフトへの入力。領収書の入力がメインで項目と金額を入れてゆく作業なのだけども、今日は、ノートパソコンに外部モニタをつないだので、画面も広々で過去の仕分けなども拾ってくることが簡単にできたので3時間くらいの作業で終了。

本当にレッツノートのSXシリーズというのは10年前くらいに発売されたのに、よくできたシリーズだなあと今日もパソコンを使っていて思う。SSD載せ替えとメモリ増設でバッテリーも6時間くらいは普通に持つし、キーボードのタッチも他の機種とは比べ物にならないくらいパンタグラフ感があってすぐれている。

夕方には、昨日上がって来た反物を出荷。いつもよりは早めにセイノースーパーエクスプレスに行くと、みんな忙しそうだったので事務所に上がっていって川端さんに荷受けを頼む。
2021年10月06日
竹から作られたストローを手に入れたものの当初入手したときには好感触だったのだけども問題が。竹というのはやはり生ものなのでか、未使用ながら工場の片隅に数か月放っておいたら緑色にカビが発生。飲食に使うストローとしては毎回ほどに使用前に洗う必要があるので怖い気がする。割りばしみたいなものなんだろう。

竹ストローでも表面をコーティングしてあって天然性の低いものもある。そちらだとかびにくいだろうけど、せっかく、天然のものを使いたいのに天然のものは天然であるがゆえにやはり問題があるというあたり。

プラスチックのなかった時代に戻る様な試みではある。新しい生活様式を生み出すよりも、昔を手本に昔に戻って生きるというような選択はなさそうなのが、今のエコやエシカルなスタイル。既存の物を没にして新しいものを生み出して代用するという。

私なんか、十分じいさんだから割りばしも普通に洗って再利用しているし、割りばしでもなるべく消費しないように心がけることが大事だろうと思う。
2021年10月06日
余った糸を束ねてストリングメイカーを使って紐を作ってみた。普通に引き揃えして撚りを掛けるだけでは、しっかりとした紐にはならないので、撚りを掛けた糸を束ねて逆撚りを掛ける形で紐にする。

細かった1本の糸が束ねられることでだんだんと太い糸になってくる。8本をより合わせた糸を8本より合わせると、64本をより合わせた糸が出来て、約巾1cmくらいのカバンの持ち手くらいの太さに使えるしっかりとした紐になった。

私の使っているノートパソコンに取っ手をつけたいと思っていたので、その紐を取っ手代わりに付けてみた。いつも手で抱えていたノートパソコンをその取っ手を持って運ぶことが出来るようになり良い感じ。すごく細い糸だと8本の8本の8本撚りくらいにしないと同じようにはならないだろう。

いろいろな色糸を組み合わせるとマルチカラーの糸が出来上がる。多分面白いだろうなあと思うので、時間のあるときにやってみようと思う。
2021年10月03日
10月の夕方、外の水際にいると普通に蚊が私を狙って来る。空気は秋の気配なのだけども、まだまだ暑いくらいで、これは本当に地球が温暖化しているのを感じるが、人々は地球温暖化は、人類に対する脅威としては捉えてはいるものの、砂漠の中のオアシスを求めているから地球温暖化が進むということには気が付かない。

カリフォルニアにいたときに、南カリフォルニアというのは砂漠の中のオアシスなんだなあとありえないほどの過ごしやすさを楽しみながら、スプリンクラーが至る所で回って、水を撒くことで緑を確保している。ゴキブリもいないしネズミも少ない。外にいて十分に水分がとれないと普通に干上がってしまうようなドライな環境。ポップコーンが1週間たっても湿らないのにもぴっくりした。

日本もある意味、雪深かった国で織物が発達した部分があるのだけども、雪というのはやっかいで、特に自動車社会では問題で、地球温暖化がそれを解決してくれた部分もある。雪が降らないのを喜ぶ人も多く、雪が積もって自由に身動きが取れなくなることを良しとしない人が多いであろう。

たぶん、毎日が30度を超えるような気候になっても、人々はビルの中のエアコンの効いた部屋で平然と暮らしているんだろうと思う。人間以外の動物は生きてゆくのが難しい、都市部のような生活空間が広がっているだけのこと。

人々はそういうのを求めながら地球温暖化を危惧しているあたり、食物も室内のエアコンの効いた部屋の中で栽培され、食肉になる動物なんかももうすでにだけども室内が普通。自分たちが求めている方向性に進んでいるだけなのに、どうして地球温暖化を危惧するのだろうか。地球温暖化は従来のビジネスを塗り替えることのできるビジネスそのものだからという要素は強いであろう。

オゾン層を破壊するということで代替フロンが生み出され、多くのエアコンや冷蔵庫のフロンが代替フロンに置き換わったが、その第一波に大量につかわれた代替フロンもオゾン層を破壊するタイプで、それが20年、30年、オゾン層を破壊し続けるけども、だれも騒いだりはしない。けど、それ騒がないといけないんじゃないのか?

2000年以降のクリーンディーゼルの歴史も、まさに環境を破壊し続けた黒歴史で、不正がばれるまでディーゼルの排ガスをまき散らして、地球環境を破壊し続け利益を上げてきた。環境を謳う者たちが環境破壊の元凶になることは多く、作り替えた分余計に環境負荷は高くなっていたりだが、罪悪感を利用して自分たちは儲けるという裏側がある。

新しいものに買い替えを促すようなビジネスモデルは、アスベストをあがめてきたのと同じような感覚がある。その場しのぎに人々を騙し責任逃れで大儲けしているような人たち、チェルノブイリを笑ってた日本がメルトダウン隠しで責任逃れで、人間が完璧じゃなく、地下から放射能が地下水通じて漏れて無限希薄されたから救われただけで、海洋に放出されなかったら福島も石棺化するしかなかっただろう。
2021年10月02日
6年ほど前までいろいろとお世話になった大坂の問屋さんが廃業されていたのをネットで検索して廃業されたのと知ったのが今日のこと。私が一番最後、社長のお電話での会話がうまく話せておられないのを感じてご病気を心配していたのだけど、元気だとおっしゃっておられたので大丈夫なのかなあと心配していた、のが最後。

その問屋さんの一番の得意先のアパレルさんもお世話になったのだけど解散をされていたのを調べてしった。日本の紳士服業界では最高峰のものづくりをされていたのだけども、全国の百貨店を主体に展開されていただけに、コロナの影響は一番くらいに受けられていただろう。

最後、長年、お世話になった方々にお世話になったお礼もいえずに終えられてしまったのが残念である。同業者の方にお尋ねして詳細を教えてもらって実際にその問屋さんも生地を使ってくださってたブランドさんも昨年廃業されていたのを知った。

コロナ以前にも昔からの形態の繊維業界は難しくなっていたのだけども、このコロナ禍の2年間でまったくもって昔ながらの形態が成り立たなくなったのを感じる。林与もたまたま残れていたりもするけども、残っていたら残っていたでそれはそれで成さないといけないことは多かったりする。

企業というのはある程度大きくなると、自分がどうするというよりも、世の中の流れ次第なところがあって、自分の頑張りでは無理なことも多いだろうと思う。特に、分業化が進んでいると一人が無理をしたところで何の意味もなかったりするし、他の人の仕事に手を出すとややこしい話になるだろう。人を多く抱えているところほど、存続の局面でも、無理はできなくなる。

世の中の流れに逆らうことで、他とは違うような世界が出来上がり、作るものも普通とは違うものにたどり着ける気がする。気がするだけかもしれないけど、林与が残っているのも、商品云々がじゃなくて、ものづくりに対する考え方の違いがあって、そこに同調してくださる方がいてくださるからだと思う。

コロナで日本が特別だと感じたのは、お母さん方が家族のために手に入りにくいマスクを自作するような考え方。ほんと日本の昔の世界を感じて、そういうのはもう他の国では考えにくいくらいにない世界。そしてそれを大事に使って身を守る。最初布マスクを馬鹿にしたのは日本の政府で、結局、海外で20円から30円の布マスクを国民の税金使って何百円に化かして業者に中抜きさせて、国民が困っているときに国民を余計に苦しめるような愚策ばかり。
2021年10月01日
9月末はいろんなことで本当にヘトヘト。体力も尽きて引き戸を片手で引くことも難しく両手で引くことも難しいほどに体力もなくなった。数キロの力が指先にこもらないほどだが、いろんな案件を前に進めていくには目の前のこと一つ一つから。

一つ仕事をしようとするときに、十か所以上の注意点を作業する人に伝えることが普通で、作業する人がその注意点を当たり前に作業をしてくれるとよいのだけども、私のように他の人に細かく作業を分かって指導できる人というのは、いないだろうと思う。そういう指導をすると普通は作業している人の反感を買うので教えるくらいはあっても、駄目な時に指導する気持ちにすらならないのが普通だから。

私は、子供のころから知っている親やおじさんにでも仕事が駄目だと駄目出しするタイプなので、駄目になった仕事でも成り立たせることが出来るんだろうと思うが、昔ながらの仕事というのは、仕事感覚からして難しく、今の時代には通用すらしにくい。

昔は普通だった問屋さんとかがほとんど存在がなくなってしまったのも分かる話で、問屋さんの人と話をしても、間に入って伝聞役的なのだが、その伝聞役としても、理解しておらずに間違って伝わってしまうことのほうが多くなったりで、仕事もぐちゃぐちゃになりやすいとか。説明を理解してもらうが難しいので、すごくシンプルな仕事しか難しく、新規のごちゃごちゃした企画を持ち込まれると、それなりにごちゃごちゃした説明になるのだけど、それを受け入れてもらうのが難しく、そういうごちゃごちゃしたことの準備も問屋さんもその先さんも覚悟がないことがほとんど。ごちゃごちゃとして売りをつくりたければ、自分がそれなりに覚悟してごちゃごちゃの費用くらいは負担する覚悟がないといけないのだけど、試作費どころか試作の送料とかも払いたくない業者さんが多くなっているのがいまの日本の繊維業界で、本当の企画者が不在で、いろんな案件に便乗して儲けるだけの企画が増えている。