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リネンや麻を織る日々をつづっています。
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リネン日記
捨て耳
2010年10月05日
リネン日記をご覧いただいているのはお客様がメインではなく、ブログなどを同じく書かれている、私のご友人が見てくださっていることが多いようです。久しぶりにメールを貰っても、リネン日記を読んでいるのでいつも会っている感じなのよね、とおっしゃってくださいます。

新しくお会いする方なども私のことをリネン日記でご存知だったりと、今の時代のネットの情報発信力の強さというものを感じます。何か職業で麻に携わっておられる方が私のリネン日記を見て私にお電話くださることも多いのです。お電話でお話をさせていただくと、案外、アパレルリネンの世界とは別のリネンの世界の方とのお出会いがあったりもいたします。

靴、かばん、傘、クッション、カーテン、シーツ、風呂敷、テーブルセンター、タオル、ハンカチ、ストールなど、使われる御用途というのは、なんでもありだと思うのです。普通だと市販されているものにされたほうが安全ですよ、とアドバイスしても、リネンを使ってちょっと危ない感じのものを作って、どこにもない新規性の部分に重点をおいて、機能性や安定性には目をつむるというような商品開発をされている方も多いようです。

また、リネンを織る際のレピアの捨て耳や、残糸に関しても非常に興味を持ってくださるケースがあります。なぜ、こんなにすごいものを捨てるのですかみたいなお話です。そうですよね、私も子供のころ、工場の中で捨て耳を見て綺麗だなあほしいなあと思ったことがあり、大きなビニール袋に入れていたので後で使うものだと思っていました。通常は、捨ててしまうんです。