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リネンや麻を織る日々をつづっています。
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2014年07月15日
今日は、夏らしい太陽がまぶしく、気温は高いのに湿気がなく、スカッとした気分。倉庫に行くときに1分ほど太陽の下にいるだけで干しあがりそうなので、私自身は熱中症対策に過敏になるのは今時の甘えではないかと思うものの、私自身の体がついていけてないのを感じます。

最近、繊研プラスさんで、近江上布プリント柄の件を取り上げて下さいました。
繊研プラスさんのサイトご覧ください。
http://www.senken.co.jp/news/linen-ramie-hayashiyo/

林与の近江上布柄のプロジェクト応援ありがとうございます。布を作ったり売ったりが、単なるビジネスではなく、作りたいものをつくってみるとか、追い求める理想や夢みたいなものがあってもよいのかとも思います。

実は、林与の生地をお買い上げいただいた皆様に、お配りさせていただいている「林与」ロゴも、今、創作したものではなく、與一じいさんが作ったロゴなのです。林与という文字を取り囲んでいるのは、與一の一ということのです。私が思うに、與一じいさんというのも自分をどう表現するのかというあたり、今の林与が林与の大きなロゴ看板を作ったりするのと同じような感覚ではなかったでしょうか。

商売の中で、十分なオッサンでありつつも、お金の計算とかではなく、そういうことに情熱を賭けたりというところが林与です。貧乏な学生にも負けませんよ。
2014年07月14日
今日は午後から3件のお客様。あいにくの雨の中です。

いつもお客様に来ていただくときに、布をどう整理しようかと思うこと。反物やマス見本はなるべく引っ張り出さないほうが良いのは判っていても、それをやっちゃいがちで、収拾がつかなくなる。スワッチの状態では実際の生地感というものは伝わらないことも多いので、大きい目のマス見本のままや大きいサンプルのまま残しておいたほうが、特別な提案の仕方でよいだろうというのが林与の見せ方。展示会のようなハンガーが苦手で、今度のミラノウニカ向けには、会場で提案しやすいようにハンガー整備する予定。

サンプルというのは営業マンだといわれます。あるいは、サンプル自体も作品として作り上げることが大事であるということでしょう。糸見本などをみると、普段の糸とは見え方が違うので、正直に、これって綺麗過ぎますよね、というと。分かりますか、つやを出すためにオイリングしてあるんですよ、と。

自分が今使っているものよりも綺麗に見えるので、つい使いたくなる衝動をもたらすのだろうが、それを見破れる人というのは少ないだろう。届いた糸がマットな感じで別物に思えてもそれは正常の感覚。

これはスーパーに並ぶ野菜にも共通。綺麗に見えるリンゴやブドウが本来の姿ではなく、ワックスが掛かっているから。ワックスが掛かっていない食品をみても白っぽく見えて光沢がなく良いものに思えないからでしょう。

今日の最後のお客様は何軒も回ったあとになんと自分の脚で駅から歩いて、普段から侮れないと思いながらもやることガッツがあって頼もしい。昔のようには今は仕事がないのを嘆いて仕事をもらえるのが当たり前のようにいわれる昔の人があるけど、外の世界は自分自身が一つ一つ仕事を取るために種を撒いて育てるところから。自分がする仕事がなければ、自分で仕事をするために種を撒くことから、そういうのがまともな精神で、職人のものづくりの正しい感覚を維持するのにも役立つ。
2014年07月13日
ジャパン・テキスタイル・コンテスト2014のお知らせをいただきました。
作品を出される方ばかりでなく、布好きの皆さんは、テキスタイルコンテストの作品を一宮の産地に見に行かれるのも楽しいのではなかろうかと思います。

詳細は、http://www.fdc138.com/jtc/ でご確認下さい。


ジャパン・テキスタイル・コンテスト2014



作品受付
期間:平成26年10月27日(月)~11月14日(金)

審査会
日程:平成26年12月8日(月)・9日(水)

特別企画
審査会前後に、一般の部応募作品を(一社)日本アパレル・ファッション産業協会のアパレル・デザイナー等へ公開し、ビジネスへの強化を目指します。
更には、コラボ企画として、デザイナー自ら選んだ応募作品を使用してプロモーション用衣装を製作します。
(事前に応募者に対して本企画への参加意思を確認します。)

賞の発表
・一般の部のウール賞・入選、学生の部の各賞は審査会終了時に発表
・一般の部のグランプリ・準グランプリ・優秀賞はグランプリノミネート作品として審査会終了時に発表
http://www.fdc138.com/jtc/index.html
・グランプリ以下各賞はセレモニーにて発表

セレモニー
日時:平成27年2月4日(水)10:00-
(総合展「THE 尾州」オープニングセレモニー後)
場所:一宮市総合体育館(愛知県一宮市)
内容:
グランプリ以下各賞の発表
学生の部を含めた受賞者の表彰
審査員、受賞者をはじめ関係者による懇親会

優秀作品展
会期:平成27年2月4日(水)~6日(金)
場所:一宮市総合体育館

2014年07月12日
今日は午前中、東京、午後は大阪からのお客さま。来春に使う素材選び。小さな会社で仕事には常に追われてしまっていますが、いろんな皆様から仕事を相談いただけることはありがたいことです。なかなか難しいのは弊社内でのものづくり以外の部分での制約が大きく、そういう制約がなければものづくりというものはもっとスムーズにでき仕事はこなせるのですが地場産業的な分業の壁ではあろうかと思います。

中規模の会社ならできることが零細企業だと出来ないというあたりは、突き詰めていけば、海外との競争などには勝てるはずがないのです。海外では1500人とか2000人が一つの企業、糸からアパレルまでを一貫生産。洋服を作るというより売ると決めたら何の制約もなく形にしてしまいます。売り場までをももった供給牽引型、日本のSPAと同じ形。

日本の場合はジャストインタイム的な需要牽引型を採用しているところが大きく、問題は、自動車や電気のような組み立て産業だとまだしも、実際の製造業では無駄を節約するというよりは無駄が大きすぎるというところ。売れるものをつくって売っていくというほうが無駄が少ないのは当たり前なのですが、小ロットになる分、材料を落とすなどコストが高くなるので安い方法を選んでしまうという悪循環に陥りがち。一番の問題は、売れるものがよいもの、売れないものは悪いものという判断で、安く化かせる素材に流れて本質的によいものが作れなくなること。

良い物を扱われている問屋さんとお話したときに気がついたのが、よいものでは利益は求めておられないこと。そういう戦略でいかれるのはさぞしんどいかと思いきや、売れるもので利益をぶつけてよいモノづくりを守っておられるとのこと。

戦後産地に麻織りを残し麻織物の本場として近江湖東産地がありつづけたのも、売れる売れないじゃなく、良い物を作ろうとして麻を織り続けることを行った。そうでなければ、今は近江湖東産地も他産地と同じく、「かつての麻織物の産地」と呼ばれていた可能性は高い。麻織物の産地として名前が残ったこと、結局は売れる売れないよりも、麻織物の産地としてはそれが意味のあることじゃないのかと。林与のような小さな会社が産地の麻織物を引っ張ってきたということもあるので、私もそこに意味を感じて産地での麻織を守る。それはかつては農家のほとんどが麻を織っていたという日本の麻織物文化を形は変われど絶やすことなく守るに繋がる。

織物なんてどこでも織れるといわれるかもしれないけど、本場の産地でほど、高級な名前があるので名前を利用しやすく、産地外で織った他産地ものが産地物に化けがちで、名前だけが一人歩きして有名無実になりがち。私自身、有名無実にならないよう気を付けたい。
2014年07月11日
台風が過ぎて、日差しがまぶしい。夜中もコンビニに、休憩用の冷たいお茶を買いに行くと、涼を求めてたくさんの車が並んでいる。工場でエアコンを使わないので、作業中に着る服というものも作業しているときの身軽さ涼しさが大事。本来なら麻のシャツを着て仕事したいけども、織機の下にもぐったりするとすぐに汚れてしまうので、安物の通気性のよいものがベスト。

暑い寒いを我慢して仕事できるかどうかというのと、単純な作業を我慢して仕事する忍耐力というのは共通的にかぶる要素だと思う。また、織物の仕事で仕事で快適を求めないことも大事なのは、織機に問題があったときには、狭い織機の下で埃や油にまみれて
調整が必須であったり、快適を求めはじめるとそういうのは精神的には無理だろう。

いろいろなことを我慢して仕事をするのだから、仕事が成り立つようにものごとを運ばなければと思う気持ちは多い。織物の仕事なんかも昔は何十倍の量が流れていたので、それは成り立ちやすいのだが、今は何十分の一の世界。生産量が何十分の一になっても、仕事量を減らしては駄目だろう。厳しいというなら、生産量は減っても逆に仕事量は増やさないと駄目だと思う。
2014年07月10日
縦にリネン、横にカシミヤの織物を織る。この織物の問題は、カシミヤの糸が太すぎることで毛番の6番手。通常の織物のようには糸が扱えない。見本のときにその問題に直面して対策を考えた。うまく行って見本はクリアできた。

今、本生産。心配をしていたことが起きる。また、対策を考える。うまくクリアできた。こういうのをノウハウというのだろうけども、仕事を受けたからには出来ないというのは、それがたとえ糸の問題であっても自分で解決をしないと目の前の仕事も進まない。今までの経験というのでは仕事にならず、どんな問題でもつぎつぎに解決していく能力がないとやりかけだらけの仕事ばかりになってしまってどうしようもなくなる。

新しいものを作るときには、ぎりぎりクリアしていることが多いので、少しコンディションが違ったりすると織れなかったりすることも多い。リネンなんかは糸のロット差だけで、十分に糸が違うと思えるほど、ぎりぎりの調整で織る織物というのは微妙。リネンの太い糸の場合はカシミヤ以上に厄介だったりする。

糸が扱いやすいのは、やはり40番手近辺だろう。毛番でいうと26番手。なんで、糸の番手が違うのかというと。たぶん、通常使う糸のレンジを、50番手を普通くらいの糸という風にあらわしたかったという人間の心理が働いているのではないだろうか。100番手くらいで、通常の糸としては太さの上限となろう。林与の想像でしかないけども正しいんじゃあないだろうか。

糸なんて湿度によって水分率が変わるので、昔だとそれほど厳密には番手計算はできなかったろう。紡績してすぐというのは、リネンの場合だと水分率が高い状態のはずだ。基本、リネン糸の場合、公定水分率は12%といわれているが、水分率が0でないと駄目なくらいに、箱に入っている糸の重さというのは計ってみると少な目であることがほとんど。ヨーロッパ、アジアの糸共通の問題である。日本の糸の場合は正しい重さで送られてくる。その辺りも文化の違いそのものだろう。
2014年07月09日
東円堂の田んぼで今年は今の時期に大よそ半分ほど田んぼに稲が植えられていない。草が生えているだけ。たぶん、減反政策がなされているのだろうと思うが、高齢化が進み、米の消費が減ってきているのを感じる。日本の国に余裕があるのかというと余裕すらないのに、こんなことをしているとTPPを加速してしまう。外との戦いの前に、中での正しい努力は必要な気がする。

日本の米というものにも己惚れがあるのは、1990年代後半のコメ不足のときの国の対応。コメがなくて国民が困っているときにも、海外のコメなんて食べられたものじゃないというような定評をつくろうと愚策に走ってしまった。国民が困ったときには、農業行政のプロに任せるよりも素人に任せたほうがおいしいコメを海外から引っ張ってくることが可能だろう。国民が食べるものがないような困った状態でも、力を持つものは保身を考えてしまうものだ。それは食べるものを育む現場の農家の考え方とはまったく違う気がする。

商売なんかしていても怖いのは、やっていれば成り立っているというような安心した感覚に陥ること。成り立たなくなっているという意識が現場にないと、自助努力もなく続けていてもどうしようもない結果が膨らむだけ。仕事がないときに仕事を生み出す力がないとならないのだがそういう努力をできる人というのは少ないもので、突き詰めていけば、本業として食べていく力がないという厳しい現実なのかもしれない。布の世界でも、現場で仕事している人のほうが趣味の人よりも布に対する知識も少なく創造する意欲がないなんてのもよくある話で、そこからなんとかしていかないと仕事も増えるはずがない。

10仕事して、2から3の仕事が成り立つくらいの状態を続けていると、日の目をみない7から8の部分もほかにない底力として生きてくる。最初から仕事としてなりたちそうな2から3だけの仕事をやっているだけでそれに慣れてしまうと、やっていれば成り立っているような感覚から抜けきれず、その2から3の仕事が10の仕事に思えて、成り立つ仕事も成り立たなくなってしまうものだろう。
2014年07月08日
今、近所でもいろいろなところで太陽光発電パネルが設置され、発電が身近に始まっている。太陽光発電の設備はあまりに小奇麗過ぎて、更地の上に設置されているものが多いが、エコを考えると本来下は草が生えているほうがよいのではないだろうかと思ったりする。

愛知川の花火大会が近づいてきたけれども、今年は打ち上げ花火は行われないということ、仕掛け花火などが行われる予定で、その理由が、太陽光パネルに花火の燃えカスが落ちて破損するからということらしい。花火大会もできて、太陽光パネルをお持ちの方も喜んでもらえるなら、太陽光パネルを守るような水に濡らした麻布くらいででよければ地元の思いの詰まった行事のために作って無償提供したいくらいだが、風で飛ばないような一工夫は必要だろう。

10数年ほど前、当時、80過ぎた林与のおばあさんが、花火の音が聞こえ、花火が観たいというので、事務所の三階の窓から見せてあげた。外に出ることもほとんどなくほとんどの時間部屋にいたおばあさんだが、花火が観たいというのですごく遠くからの小さな花火だけど見えたと思う。花火の日の昔の楽しい思い出が心の中には巡っていたのだろうと思う。
2014年07月07日
今日は七夕。数日前、東円堂のある家の軒に五色の短冊が掲げられた。七夕なんだなあと思う。七夕の儀式にしても、古来からのもので、棚機女(タナバタツメ)の信仰からそう呼ばれるとされる。中国の牛郎織姫の伝説も似たような内容なので、日本人の祖先も中国人の祖先も同じ出所ではないのかと思い、私自身が徐福が弥生時代をもたらしたと考え、日本の皇族の始まりにも深く関係していると思うのだ。

織物の仕組を考えたときに、今以上に精密な織物を昔の人が織ることができたことはなぞであったが、製鉄の技術にしてもたらら製鉄の存在をしってしまうと、渡来人の持ってきた技術の高さというものは現在の技術に匹敵するものがあり、鉄筬くらいは簡単に作り上げていたであろう。

織物で思うのが、機の構造ではなく、糸の作り方。シルクの糸にしても、麻の糸にしても、それが日本と中国別々のところで生み出されたとは思え難い。渡来人が、糸を績む技術も日本にもたらしたと考えてよいのではなかろうか。近代以降、紡績の時代が200年ほど続いて糸をつくることも変わり果てたが、それまでは、徐福一行が日本に来てから2000年の間、持ち込まれた技術が日本の中で継承されていたと考えてよいのだろう。

物語は語り継がれるだろうけど、その中に出てくる織物を織るということが継がれなくなってしまっている。七夕の話を聞いて、機織の話が出てくるからかろうじて、機織というものを小さな子供が知ってくれているのだろう。
2014年07月06日
雨が降って蒸し暑い一日、太陽が照らさないのに気温は高い。雨に少し打たれているくらいが暑ぼったくなっている肌の表面を冷却し丁度よい。先日、大手のハンバーガーショップで、100円のハンバーガーを2個とコーヒーを注文。気になったのは環境への取り組みというプレートの上にしかれ紙の中の説明の一つに、夏の店内冷房は28度までということ、店内は非常に涼しく、明らかに25度未満だろうと思うのだが、こういうのも許容範囲なのがその世界。

先進国の食品というものが途上国の規制未満に落ちてしまっているのではないかと思うのが、中国で昨年春頃、鳥インフルが流行して中国国内の売り場から一切鶏肉がなくなったときに、中国から輸入された鶏肉がキャンペーンをうってまで日本国内では流通されたこと。日本国内でも中国鶏肉の残留成長ホルモン問題など話題になって、そのあと、中国産鶏肉を使用しているという表記から、即座に、中国とタイから鶏肉を仕入れているという原産国表記に変わったり。

これは狂牛病問題や日本の原発などへの対応をみてもよくわかる。狂牛病でも国内の畜牛農家には全牛検査を強いて締め付けながら、海外から入ってくる牛肉は行政と業者の癒着もあるのだろう、確立は低いから安全だという程度の根拠で入ってくる。大手牛チェーンも狂牛病問題当初は専用牧場で飼育した牛を使っているので安心というようなポスターを作ってその場を凌いで、数年後には使っているのはアメリカで流通しているものという話しに摩り替わった。国民の安全のためでもなく、締め付ける力だけが弱者である畜牛農家にはかかってしまい、大手には力はかからない。なにが正しいではなく力関係だけの話。

原発もそうだが、福島の所長が甲状腺癌で数年のうちになくなっても、原発の爆発とは無関係という結論も東電の原発被害に対する対応意識そのものだが、所長が炉心融解はなく放射能漏れはないというのを信じていつものような感じで現場確認などして1000倍の影響があるといわれる体内被曝したと考えれば十分ありうる発癌で、放射能の怖さを改めて感じた。小学生などでも甲状腺に悪性の腫瘍が多く見つかり始めている、国が力関係でデータなどを隠し握りつぶすと、水俣病、アスベスト、ミドリ十字といういつものパターンで死んだものが馬鹿という流れ、専門家たちによる取り返しのつかない殺人なのだ。保身や損得で判断せずに、良心をもって専門家たちは判断してほしいが、それが一番難しい問題なのだろう。20年後には正しいとされることの反対が今は正しいとされるということよくあって、欲に満ちた判断が、多くの人を病気や死に追いやったりしているが罪悪感すらもないところが怖い。

原発なんかも人が死ぬということを正面からとらえて安全なんて謳う馬鹿は止めて、危険を謳いながら推進するのが本来はバランスのとれた推進なのだが、国が欲に満ちた専門家を抱えてやっちゃうと子供騙しな口からでまかせでも話は進む。放射能漏れなんかも地下から漏れ出したからよかったものの漏れ出さなかったらチェルノブイリと同様石棺化が必要となったであろう。専門家というのは利害関係が絡んで保身に走るという定理を前提に議論しないと駄目なくらい、素人ほうが正しい判断をすることのほうが多い。誰が見てもメルトダウンに感じる爆発も専門家には水素爆発という、国民の命に関わる一番のときにですら、保身が出るものだ。政府が爆発後の放射能拡散データを半年以上も隠匿してしまった事実も多くの国民が死ぬことよりも自分たちの保身が優先されるという怖さそのものである。

JR西脱線でも鉄道の専門家は一応に、130kmでも脱線することはないということばかり言って本質的な問題から逃げてしまっていた。実際に問題が起こったときにでも、真実を見据えられないのが専門家だったりするものだ。いつまで専門家委員会なんてもの立ち上げて政治家も責任逃ればかりするのだろう。そこが最初から気持ちの悪いところで、まともに考えている国民なんかの期待を最初から裏切っているのに気が付かないと。

一番電力を使う東京や大阪に原発をつくればよいということを考えもせず誰も言わないのは、原発の危険性や、嘘で塗り固められているということを本能的に感じているからだろう。田舎に持っていくのはどこのだれかもわからない人たちのことは気にしていないものだったりする。日本中が自分の町に原発がくるのを容認できるかできないかという判断をもって、原発推進するかどうかという気持ちにならなければ、便利さは自分のこと、危険はほかの人のことという意識での安全性や推進でしかない。

ごちゃごちゃと書いてしまっていてお前は何が言いたいのだということをおっしゃられると思うが、私自身も麻や織物の専門家の一人、いろんな問題を他山の石とし自分のものづくりには生かしたい。
2014年07月05日
今日は、午前中奈良からミルツルさんが起こしで、ご主人がフォトグラファーとして立会ってもらって、ミルツルさんもデザインと縫製のお仕事ながらも、商売として成り立たせていくには、PRしていくセンスもお持ちなので成り立っているのだろうと思う。

絵を描かれるセンスも抜群で、クリエイティビティが布の世界と自由に結びついているところがほかの人以上の空間作りに役立っているのだろうと思うが、一発勝負でやっているようにみせることを成り立たせるには、裏では緻密な苦労をされているのが伝わってきます。

おかげさまで、麻というのは今はブームなので、夏場で通常なら閑散期ながら、いろいろなところが声をかけて下さいます。今の予定もかなりつまり始めていてあまり急いでの対応は難しいのですが最近も地元の業者さんがタオル関連で打診下さり、形にしてみようということで動く話になりました。

別件でもタオル関連のお話あってそちらは記念品目的ということで枚数も多いので本格的に下準備が必要である話で、少しでも早く具体的な形に近づけていくことがあろうかと思っております。自分の良いと思う形とお客様の良いと思う形が異なることも多いので、お客様の意向を汲みながら技術的なことも含めて対応が必要になってきます。

機屋で、生地の提供だけだと簡単なのでしょうが、最終的にデザインを載せてタオルとして作り上げるところまでをとなると、使い勝手とか思われているタオルのイメージに近づけるとか、普通のものでよいのか特別なものなのかというところも含めていろんな選択があり、一つ一つ判断していくところに時間をとってしまうものです。
2014年07月04日
アメリカの独立記念日、ずいぶんと昔のことでもこの日を大事に思うアメリカ人というのは、人が個人としてでも独立していることを尊ぶ気持ちがある。最近は日本でも起業関連の補助金など多いのだが、起業するのは簡単でも継続が難しいという問題もあろうかと思う。アイデア起業というのは受けるけども、一番長持ちし難いタイプだろうなあと思うのだ。

私自身は、自分の夢なんかがあるなら、それで仕事が十分満たされなければ、空いた時間というのは別の仕事をしてでも、自分の仕事を叶えるための原資をつくるほうがよいだろうと思う。暇だ、暇だ、仕事がない、と口にするよりは、自分で経験を積んで、仕事を生み出していくことを考えていくべきだろうと思う。

よく言われるのが、仕事ができるようになりたかったら上手な人のやっているのをみて自分が出来るように努力しないといけないということ。自分が仕事するときに誰かが親切に教えてくれたり助けてくれたりしても毎回それでは働いていることにはならないものだ。自分がしっかりと独立して仕事をできるような人が理想だろうと思う。
2014年07月03日
今日は午後からJETRO大阪本部でのミラノウニカの提出素材に関する説明会。雨が降っていて歩いていても暑くなくてよいのだが、普段傘の用意をしていない林与は、地下鉄を降りてビニール傘を買うことに。

傘を差すと梅雨の気分、梅雨が終わると夏が来るのだが、もうすでに夏物のクリアランスセールも始まった。昔だと、5月頃によく売れているから7月店頭目指して追加生産しようというような話もあったが、今は、そういうのはほとんど聞かない。

一方で、アパレル向けではなく、リネンでも雑貨小物関連のお話は春すぎから多い。季節性が比較的ないのとサイズがないのとで通年で企画が進行してもらいやすいのだろう。リネン関連では、キッチンクロスがブームといわれる。林与のリネンをシャトルで厚織したキッチンクロスは自分らしいキッチンクロスで嬉しい。テキスタイルマルシェでも、使っているみなさんが使ってますよと声かけて下さり、柔らかくなって愛着を感じて下さってます。

ビルの29階から外を眺めると、雨の中10階くらいのビルがベースとなって、ときおり、30階建てのビルがニョキニョキとたっている。一つも傾いていない、どれも真っ直ぐだ。感心する。建築の世界は、一回勝負で失敗が許されない。練習なんてない大人の世界。
2014年07月02日
ジャガードの紋紙が破れかけているので同じのを彫りなおそうとすると。紋紙屋さんが、昔のデータというのが古いコンピュータシステムの中にあって取り外してしまっていて、取り出せないというような話。紋紙の紙のメーカーがなくなったという報告も受けて、それもやや薄いもので敗れやすいとか四苦八苦してしまう。

そういうのにも準備しておかないとならないのだろうけども、紋紙の不要な電子ジャガードへの移行のタイミングなのかとも思う。このことを考えると産業用の資材というのは需要が少なくなると供給が難しくなるという一例で、機械はまだ動いてもその消耗品的なものや部品が供給されなくなると蓄積した柄ですらもが再現が難しくなる。

これからはジャガードの注文を受けるたびに紋紙が破れると新しく彫りなおすというような作業になる。紋紙なんて紙のタイプは針を傷めないように無理と破れる程度の強さ。強い紙だと掘るときのこともあって掘り難いなどともいわれる。

林与のドビーにしても同じくプラスチックで出来た紋紙のようなフィルムドビーといわれるタイプ。こちらにしてもブラックボックス化してしまうと横糸が頻繁に切れる麻糸の場合は、後退する作業を頭を使いながらになるので量産には向かないだろう。見本は作りやすいが、本生産の安定性が落ちる心配はある。慣れた作業環境が一番仕事がしやすいもので、どの織機も基本同じ動作で統一して正しく織物が織れるようにしておくと、織る人が専門的にその織機につく必要もなく柔軟性の確保になる。
2014年07月01日

FUBAKO

今日から、阪急うめだ本店1Fギフトコーナー「FUBAKO」さんで、林与近江上布プリント柄ストールならびにアイリッシュリネンハンカチの期間限定にてのお取り扱いが始まりました。大阪にお立ち寄りの際には、ぜひ売り場のほうに脚をお運び下さいね。ストールは18柄全柄ご覧いただけます。


近江上布プリント柄
リネンストール

「林与」の家は、明治以前は何十代も「ヨジヨモン(與次右衛門)」を襲名してきた旧家の農家で、農業の傍ら女性の手仕事として麻織物を織り続けてきました。明治30年に林與次右衛門が、近江上布の機元として創業以来も、四代に渡り110余年、麻織物を織り続けております。

 戦時中は近江上布は贅沢品として生産は禁止され、戦後近江上布の生産を復興しましたが、「林与」では、昭和40年頃には着物を着る人も少なくなったことや、琵琶湖の水質を守ることもあり、近江上布の生産を断念いたしました。

 「林与」の近江上布は、麻が素材ゆえそのほとんどが草木をモチーフにしており、麻の上布では珍しい色柄の華やかさが特徴です。端切れの箱には「外に出すべからず」の文字があり、半世紀の間、「林与」の近江上布は倉庫の奥にしまわれ封印をされてきました。

 「林与」の近江上布アーカイブというのは千種類を超え、世界の織物の歴史の中でも、質、量ともに超一級の資料で、その柄や色使いには、日本人のものづくりの美意識や感性が詰まっているのではないかと思います。

 本来、近江上布は絣織物で硬くざらざらとした生地なのですが着物用にオリジナルを再現するのではなく、プリントで色柄をソフトなリネンのストールの上に再現いたしました。半世紀以上昔のシャトル織機を使って、切れ易い細番手のリネン糸を一時間に2メートルほどのスピードでゆっくりと丁寧に織り上げております。見て楽しんでいただけるだけでなく、本場近江湖東の麻機屋「林与」の麻織へこだわりや、リネンストールとしての格別の心地良さもお楽しみいただければと思います。
2014年06月30日
戦後は丁稚制度が禁止され、その代わりに作り上げられたのが日本的雇用制度と呼ばれる終身雇用制度、年功序列型賃金制度、企業内組合といわれる制度で、国の制度としても、国民健康保険、社会保険、や公的年金制度です。でも、すべてが破綻しかけており、今の世代や後の世代が後片付けをしないとならない負担の大きさを考えると、無責任に良い時代の名残をいつまで続けていていると、さらに後片付けしないとならない次の世代は気の毒です。

典型的な過疎化を感じるのがもともと賑わっていた集落で空家が目立ち、外に新興住宅が建ち始めていることで、昔からの集落というのは考え方も変わることは難しく、一つの世代とともに廃れてしまう流れにあるのではないかと思うのです。これは集落に住んでいる人の問題ばかりではないところもあって行政もそういう誘導をしてしまっているところもあり、気がついたときにはやはり田舎に人が残ることは難しいという問題に繋がりがちです。

私自身、織物というような古い仕事に携わっているものの、よほど新しい取り組みもしていないと昔ながらのことも続けることすらも難しいのを感じています。鎖国していた時代の日本なら日本の中の縛りだけで安定を保てたのでしょうが、経済だけでなく、文化というものは世界画一化の時代で、自分自身の文化発信が魅力的に思われなければ、ほかの文化に飲み込まれてしまうというのは、世界中にいきわたる商品がアップルのアイポッド、サムソンのギャラクシーであったりと、ものというのは世界中に流れていくので、ものづくりというのは世界を巻き込むほどのチャンスをつかまなければ生き残れない時代です。

日本の商品開発の理想はプロジェクトX的なものかもしれませんが、実際に日本では多くの壁があり、本来、人間関係があると協力的に働いて中で解決できて新しいものができるのが理想なのだが、行き詰まって、一つなにか新しいことをしようとすると人の関係も絶っていかないと新しいことができないというのもおかしな話なのだが現実的には多い。

難しいですね。小学生にパソコンや携帯を禁止する国が正しいのか、小学生にパソコンや携帯を推奨する国が正しいのか。林与のネットはするけど、テレビは一切に近いくらい見ない生活、正しいのか正しくないのかも似たようなものだと思います。正しい正しくないなんてのは力関係だけのことも多いので、自分自身の判断が大事だろうと思いますし、他と同じであることよりも、他と違う要素を積み重ねることこそが強みであるというの仕事でも実感します。
2014年06月29日
今日は近江上布プリント柄ストールの出荷の日。今は秋冬のストールのピークの時期に突入し、ぎりぎりながらも間に合って7月から百貨店でも販売開始です。今日も検針は地元の会社の友人が休みにも関わらず検針機を持って検針に来てくれました。初めてのこともあって、たとえば一つの記入方法でも、この書き方が正しいのかどうかとか迷うところもありますがとりあえずはじめてのときというのはそんなものだろうと思うのです。

夕方ぎりぎりに出荷が終わって、戻った後は、そのあと地元の着物関連の会社が夜お越し下さいました。社長が夜遅くまで動いて居られる会社というのは強いなあと思え、仕事を仕事とは思っていないあたりも強いものです。ご依頼いただいた内容なども普通だと本格的な話なのですが、頼まれごとということで自分のためというよりもほかの人のために精一杯動かれておられます。普段の仕事も、お話を聞いていても私と似たような仕事感もっておられます。仕事なんていくらでもあるというあたりも同じ考え方で、すべてを立ち回っておられ仕事を生み出す力とそれをこなされる力を持っておられるのが伝わってきます。

私自身、仕事の取り合いというのは好きではなくて新規にお話があるときにもすでにほかに麻の生地を扱っておられるところとお付き合いがあるなら、そことの仕事を大事にされたほうがよいのではないでしょうか、というようなお話からさせていただくことが多いのです。商売というのは、一回の仕事の勝った負けたじゃなくて、人との関係のほうが大事だろうと思うことも多く、考え方の合わない人と仕事をすると考え方の違いから問題ばかりが増えてくるもので、本来の仕事をするということ自体が難しくなってしまいます。

人というのはいろんな考え方があると思うので、考え方の似たもの同士が集まってものづくりをして、そういうグループがいくつも存在し、共栄共存というものが成り立つのがよいんじゃないかと思うのです。それを作り出すのが人の考えの違いだろうと思うのです。また、全体が一つで共栄共存というのは難しく、全体が一つのことをやろうとして考え方すらひとつにまとめることも難しく失敗するようなケースがほとんどだろうと思います。
2014年06月27日
昨日は、午後から彦根でシャツをつくられている方が麻の生地を見に来て下さいました。私自身、9月末くらいまですでに時間がなくなり一杯になり始めていて、在庫のものや通常に流れているもので対応させていただく流れとなりそうです。

昨日の夕方は、地元のある会社の経営者の方とお話をしていて、やはりやる気をもっておられるので会社があるということおっしゃっておられ同感です。私自身できる人に頼まないと時間の無駄だと思っているので、気があってすることのできる権限と能力をもっている人に頼むしか仕事がスムーズにいくことはないだろうと考えています。

会社の経営者だと外と中の意味の違いは判っていて、経営者だと仕事を持っていくと大事に扱われるものですが現場の人だと面倒そうに扱われていたりで、そういうのも経営の問題じゃないのかと私の気のついたところも冗談交じりに突っ込ませてもらっておきましたが、アイロニーもわかってくださるようで人数が多いので大変なのですと笑いながらおっしゃっておられました。

一回り以上若い私にも常に丁寧に対応され、今まで一度でもいい加減な対応をされていないあたりも、人と人、会社と会社との付き合いというものを仕事以前に大事にされているなあと思えるところです。現場も遅くまで見守っておられるので、そういう気持ちがあるのとないのとでは大違いだろうといえます。
2014年06月26日
以前、ある業者さんに好きだからこの仕事をやっているんでしょう、といわれたことがあるけれど、仕事なんて好き嫌いでするものじゃないというのが、私の仕事に対する考え方。趣味が仕事になればそれほどよいことはないけれど、趣味というのは趣味で終わることのほうが多い。ほかの人がやりたくないと思うことをやってこそプロの世界だろうといえる。

この仕事をしていて、デザインや作業とかではなくて、一番困るのが、一緒に仕事をするときの仕事に対する意識の差。布の世界では、単純な仕事だけども布を形に出来る人が少ない。アパレルの世界にデザイナーさんは多いのだが、織物工場が次々と廃業していく流れの中で、その原因は実際に現場で作業ができる人が少ないということがある。

昨日は東京JETRO本部でミラノウニカの説明会。初めての経験なのでブースの設営などの案件で疑問点も多く、大事な説明会。朝一軒寄ってから午後2時丁度に説明会場に到着。ブースの設営の疑問点も解けて説明会に出席してよかった。山梨富士吉田の前田源商店のお兄さんとも出会えた。カゲヤマさん、福田織物さん、古橋織物さんも一緒にミラノウニカ。海外に向けて元気に動いておられる馴染みのテキスタイルメーカーさんたちも一緒で楽しい旅になりそう。イタリアで日本が好印象に思ってもらえ一つのチームとして成功させたい気持ちはみんな同じ。

私自身はイタリアの展示会は始めての経験でそれだけでも楽しみなのだ。展示会のレイアウトの問題など大きな問題ではなく、わかる人が見れば感動もあるだろう。初対面の人でも興味のあられる人がいれば30分でも話すれば、日本の織物に関してわかってくれる人も多いだろう。ヨーロッパというのは置き引きなども多くセキュリティの面でほかのどこよりも注意が必要ということらしい。パリのシャルルドゴール空港行きの列車も危険な感じだった。荷物は3個は厳しい、スーツケース2個にしよう。

その後夜は出荷の案件があって、急いで滋賀に戻るも家に着くと夜10時前、出荷はプリント工場の方が滋賀県まで上がった生地を持ち込んでくださり間に合った。自分が大阪まで仕上がりを待って取りに行こうとしていただけに同じ気持ちで動いて下さる外部の方がいてくださり、ありがたい。
2014年06月25日
東哲平氏より、楽しそうなイベントのご紹介がありました。ブランドとアーティストのタッグでの取り組み、25日は東京なのでオープニングセレモニーには参加できませんが、会場はすごい盛り上がっていそうで新幹線の中から応援しています。

以下は紹介文です==========================

6月25日(水)から7月1日(火)まで阪急百貨店うめだ本店10FうめだSOUQ中央街区にてRBTを中心とするブランドや作家さんのポップアップショップを開催します!

今回の企画は「ART meets FASHION」と銘打ってファッションブランドがアートと結びつく事で更新される新しいカタチと、アーティストがファッションブランドと結びつくことで更新される新しいカタチを模索する実験的なイベントです。

イベントの中では5組のブランドとアーティストがタッグを組み、その両者でこのイベントの為のアイテムを制作します。
「普通の毎日」にどこか疑問を持っている人や、少しでも普段の日常を楽しいモノにしていきたい人には何らしかのヒントになるイベントです。
ぜひ、大切なヒトをお誘い合わせの上お越しください〜

*イベントをみなさんにも盛り上げて頂きたいです!沢山のシェア拡散ご協力ください。よろしくお願いします。

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阪急百貨店うめだ本店10階SOUQ
6月25日(水)>7月1日(火)
10時〜20時(金・土21時閉店)
最終日は17時閉店となります。
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RBT x WallRAG*
Knittingbird x 多分絶対
YAGA x KITAMURAKANA
nigatsu x cicci
monolisu+++ x 虹の心


RBT_http://www.rbtxco.com/
WallRAG*_http://rbt-co.ocnk.net/product-list/26
Knittingbird_http://knittingbird.com/
多分絶対_http://tabunzettai.web.fc2.com/
YAGA_http://www.yagamade.jp/home
KITAMURAKANA_http://kanakitamura-cancan.blogspot.jp/
nigatsu_www.nigatsu.jp
cicci_http://www.digmeout.net/members/artist3.html
monolisu+++_http://rbt-co.ocnk.net/product-group/26
山ぐるみ_http://www.ac.auone-net.jp/~asahiko/works/
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