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リネンや麻を織る日々をつづっています。
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リネン日記
大道芸人
2013年04月27日
今日は3日ぶりに会社に戻って、留守中にいただいていたご注文の在庫確認など。ゴールデンウィークに入っているので、電話もほとんどなく静かです。お昼には、近くの台湾料理のお店に行って、そのついでに秦荘マーガレットステーションに寄りました。ちょうど、一人パフォーマー的な大道芸の方がパフォーマンスをやっておられました。

5個のボールを操ったり、バランス台など。大変だなあと思ったのは、自分ひとりで演技の説明もされながら、音楽のボリュームもコントロールしたり、自営業的なパフォーマンスなのです。なんとパフォーマンス時間はたった10分ほどですが凝縮されていて良かったです。

大道芸師に憧れる人、しかも自分で技を磨くようなタイプの人というのは、お若いのに、子供たちに夢を与えたいような夢のある方だなあと思いました。芸そのものよりも、その姿勢の美しさみたいなものに応援したい気分になります。大道芸人の厳しさは、自分で食べていかねばならないところで、見て楽しむことに代金が約束されていない形だと食べていくのも大変だろうなあと思えます。それでも、アルバイトしながらでも、お客さんの多い週末にパフォーマンスするなど、サーカスと比べると食べていきやすいのではなかろうかと思います。そういうスタイルって強いと思うのです。

夕方は、お客さんでした。麻の歴史的な話をしていると、麻織物の歴史というものが非常に不鮮明であることを感じます。それというのは、不鮮明にするための要素がやはり働いていたものと思えます。同時に産地での工場の廃業のお話を聞いて、強い技術を持っておられるところでも高齢になられると次につないでいくことの難しさを感じます。