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リネンや麻を織る日々をつづっています。
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リネン日記
おはるばあさん
2014年05月19日
昨日は昼からアナフィラキシー症状でダウン。パンを食べるのを注意するところを、敢えて、今朝の朝一番に昨日と同じパンを食べて仕事をしてみる。今日はまったく大丈夫。私の考えでは、体の中に抗体ができているので、しばらくの間はアナフィラキシーは起こらないのではないかという理論。この状態でそのパンを食べ続ければ、体が順応してそのパンに対してのアレルギー反応が起こらなくなるのではないだろうか。

アナフィラキシーには、効果的な治療方法はないとされているけれども、風邪と同じで1年に一回抗体を打つようなことをすれば防げるのではなかろうかと思ったりもする。サンドイッチのパンはいつも大丈夫というのも、毎日食べているので、抗体ができているのだろう。種類が変わると危ういのかもしれない。

私の場合怖いのは、展示会に行くときで、重いスーツケースを2つ以上持っていく場合に、歩いているだけでも非常な運動。お腹が空いたと思って、旅先でパンを食べると体が運動中で小麦が体に入るのでリスクは非常に高い。パンだけではなくうどんでも起こったことがある。久しぶりにチェーン店のうどんを食べたときに、ハンバーガーでも起こったことがあってそれも久しぶりに食べたときに。

でも、これも陰と陽ではないのかと思うところ、一年のうち350日以上元気にしているのだから、1日、2日、大きなマイナスがあって、バランスが取れるというもの。もう一つ思うのは、地産地消に似た概念で、自分が慣れたものを食べ続ける、使い続けるのが安心ということだろう。

夕方、仕事をしていると事務所にお客様、おはるばあさんの娘さんで、おはるばあさんが亡くなられたそう。おはるばあさんは、林与の前にある家から隣にある家に嫁いだ。伝統工芸師の勘一じいさんと一緒に、林与の身内として林与で麻織物の仕事に従事。

仕事を引退されてからは、愛荘町の特産品の一つ、瓶手まり細工などもやっておられて、お邪魔したときには、瓶手まりがなぜ瓶の中に入ることができるのかの秘密を教えてもらった。おはるばあさんに教えてもらわなかったら、そのからくりをしらないままだったろう。