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リネン日記
大統領選挙
2020年11月08日
大統領選挙の結果がほぼ確定となったが、敗北宣言をしないトランプという想定があって、再集計になるだろう。不正投票が存在するのかしないのかというと存在する可能性もあるだろうが、バイデンにもトランプにも不正投票は透かしの確認ミスなどでいくらか存在するだろう。

不正投票の件に関しては議論の余地があるけども、最高裁判所の判決で自分を大統領にさせるというような発言までしているトランプというのは、民意の軽視が著しい問題が出てくるだろう。最高裁判所の判事任命権も大統領にあるのでそういう手を使うと暗黒政治に近くなる。

今回の争点の一番は、経済かコロナかという問題。どちらが勝ったかということではなく、半々くらいで、自由とか経済が大事という人がいて、また、コロナ拡散を防止が大事という人がいるということだろう。今、ヨーロッパ、とくにフランス、イタリア、ベルギー、スペイン、スウェーデンも、今までにないほどにコロナは広がりを見せている。一方で、アフリカでは、夏に向かい、コロナの新規感染者の数は減少気味、ブラジル、インドでは、減少気味、アメリカ、カナダは、大きく増加中である。全体では今までにないほどの増加傾向があって、感染の拡大に関しては、今が今までで一番最悪というような状況。コロナ自体は感染力は強くなっているだろうけども、弱毒化している傾向はあるだろう。

アメリカなどで1日の新規感染者が15万人に達してはいるが、死者数は1日に1000人であるというイメージ、1%未満の死者率である。以前は死亡率は5%とされていた。

今回の選挙で、トランプ大統領も何が敗因なのかというとコロナを軽視したことで、対戦相手に任されたというよりも、コロナに敗れた感がある。政治というのは何のためにあるのかを考えるときに、その状況に対応してゆくような政策を取るのが政治の役割なのに、コロナのような未曽有の案件に対して、感染することに関しては仕方ないことが、陰性の結果もでていない状況で自らの隔離を解くなど、自分の選挙の為にコロナをばら撒く側に回ってしまっては、コロナ対策どころの話ではない。