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リネンや麻を織る日々をつづっています。
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リネン日記
蒸し器
2017年10月28日
蒸し器の水の量を多く入れすぎて水が配線部分に滴って、電源を入れてもブレーカーが働いて使えない。大満足で使っていた蒸し器、本来は染色用の蒸器なのだが、温度制御もできるので、ちょっと寒くなってきた工場の暖房代わりにも使って便利だった。長く使って行こうとおもうと、ここで一気に分解して原因を探る。

中のパーツは、それほど多くなく、電気の流れを追っていくと大体の動きが想像できる。一番疑ったのはヒーターへと制御を繋ぐ配線部分のコードが濡れて駄目になってしまっている可能性。そこで、コードを新しく付け直したが同じ結果。

ブレーカーが、30アンペアを超えてしまって働いているのか?それとも漏電して30mAの電流の差が出てしまっているのか。この装置を作ってくださった方にも問い合わせて知恵をかり手伝ってもらいながら。たぶん、水に濡れた部分がまだ濡れていてということで、配線をはずしてみることにする。配線を外してみると、ヒーターの中の配線と外側とは完全に絶縁していて問題ない。

絶縁のシリカを守るためのワッシャーが悪さをしているような気がして、ワッシャーをはめて抵抗値を探ると、ワッシャーがはまると絶縁状態が緩まってしまうようで、ワッシャーを外して絶縁用のシリカをつけてやると問題が解決。この数日、直らないのではないかと悩んでいただけに、問題が解決して気分晴れ晴れで、その後は仕事に打ち込めた。

これからもこの蒸器は活躍してくれる。