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リネンや麻を織る日々をつづっています。
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リネン日記
カッティングマシン
2018年05月28日
カッティングマシンというのを買ってみたのだが、用紙を切る動作まで結びつけるのが一苦労で、付いてきたソフトそのままだと買った機種に対応していない状態で、バージョンアップが必要であるとか、丸は切れても直線は切れないとか。なんで普通にできてほしいことが普通にできないのの状態。

プロ向けなので親切な説明がなく、ネットで調べても答えが探せない。メーカーに問い合わせて尋ねてヒントを得るとなんとなく動くようになってきて。たぶん、普通だと買っても途中であきらめてしまうレベルの面倒さなんだろうけど、なんとか思い通りにカットできるようにたどり着けて最初の目的を達成。

プロ向けのカッティングマシンというのもいろんな機種があるけども、カッティングマシンを使ったこともないのに機種選びからして難しいのである。カッティングマシンというのは、カットできる幅が広いだけでなく、カット圧というのがあってそれが大事で、カット圧の高い機種というのはカット刃も根本的に丈夫にできていて長持ちするだろうという私の想定。仕事で使いたいので耐久性が一つの重要な要素。実際、カット数の多いカットを硬い用紙でカットしてみたけど刃の劣化はほとんど感じられない。

こうやって買ってみるのも一か八か、これができないと自分がやろうとしていることはできないので、やってみて正解を見つけてゆくしかないのである。カット刃にしても消耗品である。それが1枚2枚カットするだけで消耗して使えなくなるようでは、業務用としての実用は難しいのである。複雑な機能ができるよりも、単純な機能しかなくても堅牢な機種を手に入れたいという思いがあって、一番堅牢だと思った機種を手に入れ、やりたいことが基本できるようになった。

頭の中で、こんなことしたいと思うのに1年くらいあって、それを実行するための機種選びで1ヶ月ほど、捨石的に、テスト的に幅の狭いのを買ってできたらステップアップしようかと思っていたが、思い切って、思っている幅がカットできる値段が2倍以上はするが行ける予感で購入。マイナーすぎてあまり出回らない機種のようだが、次々と新製品がでるメーカーのものより、ロングランで販売されている機種のほうが安心感がある。買ってみて実際に使えるようになると十分価値があるけど、使えない状態ではテスト失敗の苦痛ばかり。乗り越え答えにたどりつくって本当に大事なことだなあと思う。