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リネンや麻を織る日々をつづっています。
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リネン日記
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2015年02月17日
ものづくりしている人というのは売れるものをつくろうと努力することが多いと思うが、売れる売れないも結果論として5w1hが大きく絡んできていると思う。たとえば、夏になら売りやすいリネンを冬に売ろうとしてもwhenが駄目だろう。コンビニなんかは、whereが大事。

ものをつくっても売るシチュエーションに持っていかなければ売れることはないし、また、モノづくりのお客さんが一般の方でない卸向けなんかだと、5w1h以外のto Whomが大事。モノづくりで苦労するのが、with Whom。

Whatは、単なる一つの要素でしかないというのが、案外、売れるものをつくるときに考えるべきことだったりもする。モノづくりでは、Whatが一番大事なのだけれども、量を売るとか考え始めるとHow muchが大事に思われるケースも多い。

ここでいいたいのは、ほかの要素がいろいろあるけれども、ものづくりしているなら一番大事なのは、やはり、何をつくるのか。売れるとか売れないは運、モノづくりするものが金儲け基準に語り始めたら興醒め、補助金なんかにしても儲かるものをつくらそうという発想が自分たちが働かん人的な匂いがするのだが…。
2015年02月15日
最近、織物の幅の問題で四苦八苦。やはりすべての工程のどこに問題があったのか、コントロールする方法がないのかというところ。結局、データが正しく手に入れば、コントロールは可能な範囲のこと。

出来る人が考えればコントロールできて当たり前の範囲のこと。織物の数本は数ミリに値するけど、その本数のコントロールは織物では基本でミリ単位の設計。麻という天然繊維のカプリシャスな要素を加味しても、それなり許容範囲に収まる再現性がなければならない。

織物の幅では以前から苦労をしている。たとえば、色が違うと仕上がり幅が違うということもありうるのだ。白と黒では同じ規格の同じ加工を通した織物でも、10cm幅が異なったということもあった。それはそれで、色ごとに規格を検討して、染料からの検討をする話になる。

織物がデザインで終わらないのは、美術品ではないので、工業製品として同じ物をつくらないとならないというところ。美術品以上に工程の管理は必要になることが多い。工業製品の場合には、悪いのは駄目だが、良すぎても駄目というところが、品質管理のポイント。それを私自身、知ったときには驚いたもの。良過ぎるのが駄目と言う点。安定性のほうが重視されるのだ。
2015年02月14日
昨日一つの納品が終わってゆっくりと眠ることができた。それでもまだ何件もの案件が並行して動いているので、今年も本生産の時期に忙しくできてありがたい。

夜は、国道8号線沿いにある日本晴食堂に初めて行って食べてみた。チェーン店が多い中、ここは、昔ながらの家族経営の食堂のイメージがある。うどん、ラーメン、カレー、チャーハン、どんぶりなどレストランというよりも、メシ屋さんという感じ。

他人どんぶりを食べたが、出てくるまで10分ほどは待った。正しくつくって下さってるのだろう。ファストフードの味とは違っておいしかった。

お店の名前からしても、おじいさん、おばあさんの経営で、トラックの運ちゃん向けだろうかと思って、逆に昭和したようなそういうのを期待していたところもあったが、店内も綺麗で、若い女性のスタッフがレジ、キッチンなどで働いておられた。また、行ってみようと思う。
2015年02月07日
近江麻布を謳えども、実際に近江湖東産地で織られた近江産の麻布というのはほとんどないのも事実で、それをどう残していくのか。近江湖東産がゼロになっても、織物の産地として謳いつづけられるのかというところだが、もう、数人の個人レベルの力に掛かっている。

日本のものづくりの弱体化の背景には、私が思うに、ボタンの掛け違えが続いてしまっていて、それを続けるのかというのを常に感じる。弱っていって当たり前で、目先を追いすぎて根本的な存続が成り立たなくなるような形でしかないから。
2015年02月05日
シャトルの一号台、急ぎの案件で、どうも織機がうまく動かない、調整を何度も掛けるが途中から柄が崩れてしまう。ヒガエのどこかが悪いのだろうと思って調べる。山が中山で止まってしまって、途中から無地で織れてしまう。

原因を発見、山の石を繋いでいる鉄のリングが微妙に大小あって、大のほうは、石と石の間隔が広くなりすぎて、石のギアとうまく合わないために起こる不具合なのだ。原因がわかると対処。もう、スピードを上げても正しくおれる。一安心。

今は、いろんなものが納期納期。リネンブームが落ち着いたといわれながらも、実は進化しただけだろうと思える。昨年も忙しかったが今年もそれ以上に忙しい。
2015年01月30日
タイイングマシン本体の調子が悪いなあと思っていたけど、案外、問題は別のところに。駄目だと感じるところをすべて直さずに、原因を探そうとしても本当の原因は見つからないもの。今回の場合は、タイイングマシンの台の糸を押える力が弱くなっていたことが原因だと判明。強くしまるように調節すると見違えるくらいに快適に。

タイイングマシンの留め具の六角ボルトも、なぜか、頭がつぶれてしまっていて、どちらに回せば締まるのか緩むのか判らないで、力任せに反対に締めた結果だろうと思う。仕事をあまりしたことのない人というのは、加減というものを知らない。加減を覚えるためには厳しくしかられて身につくようなもので、スポーツとか正しくしていても怒鳴られて、最終的に正しいことしかできなくなるのと似ている。も

今は、仕事で教えるとか覚えるとか言うことが学校の勉強と同じだと考えるだろうが、その考え方は完全に間違いだろうと思う。机の上で勉強した人は説明を聞くのが仕事みたいな勘違いが生まれやすい。自分が理解して実行していかねばならない現場の作業に馴染めないもの。

タイイングマシンの使い方なんていうのもそれほど難しくはないが、機屋でも使いこなせる人というのは少ないものだ。縦つなぎにしても、手でつなぐことも出てきて、タイイングマシンも出来てという人が一番柔軟性があってよいと思う。仕事って大変に思えるが出来ない状態が一番大変で出来るようになれば普通のことなのだと思う。
2015年01月29日
会社の規模が大きくなればなるほど、人も多いので、一人の人が専門で仕事をすることになり、単純作業化してくる。非常に効率のよい生産ができ、大量生産には非常に向いていて、低コストを実現するが、小ロットをこなすときには非常に高コストなのが流れ作業的な現場。

2015年01月28日
昨日近くの散髪屋さんに行った。初めて行った散髪屋さんで、お店の中がアットホーム、話を聞くに倉庫を改造して手作りだそうだ。散髪屋さんの身の上話、なんとなく、これが大事なんだよなあと思える話ばかり。

散髪屋のにいちゃんは、48。私よりもすごく若く見えるが、柔軟性に富んでいて、散髪するのが好きだから、こちらで開業されて成り立たなかったうちは、昼間は他で働いても散髪を本業にされている。

身の丈な生活って大事だと思うが、理想というのは高く実力が伴わないというのが、今の日本の仕事の現場に多いケースだと思う。一方で、成功されている方というのは、仕事の面では全力投球な人たちがほとんど、全力投球している人に失敗は少ないとはいわないが、失敗を多く経験されてまだ立たれているから強い。自分で責任の被ってものづくりのスタイルの人は強い。

何もしないで他人の力でプラスの人よりも、経験や失敗を多く積みながら、他の人を支えている人のほうが上だろう。今の日本、自分の力で立っていられる人がどれだけいるのだろうか。本来、こういう散髪屋のにいちゃんのような人が多いほうが社会は強いのだ。
2015年01月27日
地場産業なんてものは、一般的に、売り上げの10のうち8くらいは出て行くもので、粗利が2では、純利益はプラマイゼロで、マーケティング費用が生み出せていない。そこで、売り上げを20にして8の費用で、マーケティングの先生なんかに販路開拓ビジョンを提示するともっと安い価格想定でないと売れないよといわれたりするもので、売り上げ10のうち8が出て行き粗利が2の世界に引き戻される。

また、先生方の想定でありがちなのが、あるお店でリーゾナブルな値段で、新商品が10個とか売れたら成功みたいな、卸というよりも小売想定。案外販路開拓の先生方がお店の感覚で、卸販売ということを理解されておられず、規模が小さいのも事実。よくないのは、いろんな会社のをごっちゃ混ぜにして販路開拓とか。ものづくり企業を成り立たせるためには、バッティングの問題もあるから一つのアイテムだけをPRするなんて無駄に等しいという基本的、一つの企業のモノづくり全体をプロモートしてくれないと意味がないのだ。

人に相談しても解がないのが、地場産業のものづくりの販路の変遷からしても、あたりまえなのかもしれない。販路開拓で思うのが、自分自身が伝えたいことを相手にぶつけないと物のスペックと価格だけの世界で付加価値は生まれない。相手が分かち合う気持ちをもってくださる相手に出会えないといくら商売を続けたとしても、よい結果には繋がらないものだと思う。

先の秋にも、海外のバイヤーから生地の発注を受けてたが、契約書類を勝手に書き換えるタイプで、発注しても買うお金が準備できていない。個人のお客さん未満の人が業界の中の人にも多いものだと思う。国内でも大きな話を進めて、値段を安く設定して、最後に数量を減らすパターンの方はたまにおられるが、事情があるからというよりも、そういう人はそれの繰り返しでどうしようもない。
2015年01月26日
クロネコヤマトがメール便をこの3月末で廃止にするということらしいが、会社側の説明では、信書の問題が絡んでいるという。まあ、宅配便自体が常に信書の問題が絡んでいるのだから、宅配業自体の存在に対する問題提起を宅配業者がしたことになろうか。

本当の理由は、別にあるのじゃないかと思うのが、メール便A3の廃止のときもポストに入らないとかを理由にしていたが、通常便の利用にシフトさせたい意向があったのだろう。昨年の3月末などは強引な契約の変更を行ったり殿様商売で、これだと、宅配便業者の存在はやはり間違いではないのかと思えたほど。

クロネコヤマトが郵便封筒料金と同じにするなど競争しようとして導入したものだと思うがコストが合わないから止めたいという結論なのだろう。新サービス導入で値段を上げたい意向も見受けられる。

自社の存続にも関わる信書の問題を取り上げてクロネコメール便廃止というのも、一般の宅配便にしても同じ問題を振り切って、今の巨大企業になりえたのではないのか。今後、一般の宅配便で信書問題が出たときには、利用者が逮捕されるリスクをなくすために廃業の道を選べるのだろうか。

あるいは、メール便のようなコストのあわないサービスを廃止するときに困るのが、契約しているメール便を配る人たちの契約の解除問題があろう。それを逃れるために信書問題とぶつけたのだろうか。利用者からすれば、一般の宅配便にしても同様なので、信書問題が本質ではないような気がする。
2015年01月25日
今、おかげさまで、手一杯な状況が2月末くらいまで続きそうで、3月頭くらいの仕事に少し余裕があるのですが、余力を残しておかないとと、3月は頭に春物の最終の出荷などが殺到しており、東京の百貨店でのイベント、中ごろから大学時代の友人の来日、その後、海外出張が2つ続き、あっという間に月末になりそうです。

海外出張の一つがインターテキスタイル上海SSエディション。林与にとっては、北京とパリでのインテキ以来の海外での春夏展。会場も浦東の国際会議場の2倍のスケールで建設されているホンチャオの会場ということで、本格的にとはいけないかもしれませんが、春夏素材の代表格の麻が本領を発揮しそうです。

今、力を入れているのが超細番手のリネン。そこに近江上布柄のプリントを重ね、世界のトレンドとなりつつあるジャパニーズモダンなイメージを世界にPRいたします。海外で日本の織物の技術だけでなく、デザイン面でもオリジナルな展開ができることは非常にありがたく、今回は可能なら英語バージョンの林与のパンフ完成させたいところです。
2015年01月24日
京都の学生時代の旧友から以前フェイスブックを通じて連絡をもらって、ほかの親しかった友達もどうしているのかと思って、検索してみたら。高校時代、大学時代いつも一緒に遊んでいたバイタリティのある友達は広告関連の企業で活躍中。

不思議なもので、やはりスポーツをしていたタイプの人というのは仕事をしてから強いもので、高校時代はスポーツばかやってた同級生がみんなしっかりとした仕事をしている。仕事において、頭というのは後でついてくるものでやる気とか人間関係とかのバイタリティのほうが大事だろう。

普通にしていて何でもできるならそれは優秀だろうが、新しいことをするときに失敗を乗り越えていかないと駄目で、損得勘定じゃないスポーツの価値観と結びつく。仕事以上に学生時代のスポーツのほうが精神的にも体力的にも厳しいことが多いもので、中学生や高校生のほうが大人よりも仕事も当たり前に受け入れることができることも多い。

あと、若い頃に夢中になれるものがあった人というのは強く。それは仕事したときにも同じように働く。勉強することが好きなタイプというのは、勉強することで満足して形にならないことが多い。勉強するよりも目の前に仕事があるならその仕事をこなせるかどうかのほうが大事。

最近思うのはチャンスというのはいろいろとやっていれば巡ってくるもので、いろいろやってなければ巡ってこないチャンスもある。また、巡ってきたチャンスにしてもどういう判断をするかというのは様々だろうが、その中で自分が一番よいと思う方法でやったら失敗して後悔するのも良しだろう。そういうのはスポーツに通じるところがある。
2015年01月23日
今日は、夜、織機の修理。レピア織機の右側のそろばんが壊れて、機械屋さんが新しい部品を持って来てくれて交換修理。分解してそろばんを取り出すと、見事に溝が消耗していて、レピアバンドがぐらぐらなのもよくわかる。

この原因は、機械の潤滑油が途中で回らなくなって、鉄と鉄が擦れあって消耗したということで、その原因の場所を捜すことに。ポンプを上下して油を送ると、織機の下で油の漏れている箇所を発見。チューブにキズがついて、そこから漏れ出している。

40歳になるレピア織機。古い機械でそれほどよい設備とはいえないけども、新しい織機で常に動いている工場というのは、うらやましいようで、装置産業なので設備までもが新しく続けないと生きていけない体質が機屋として理想なのか?と疑問に思うところ。

昔、コンピュータの製造ラインで働いたことがあるけど。機械が調子悪くなると、メーカーの人が来て、交換修理。業務用コピー機の保守契約のようなもので、機械はボタンを押すだけの知識でよいことになる。そういうのが技術の低下をもたらすのだ。素人でもセットしてボタンを押すだけで出来上がる。インスタントラーメンをつくるのとさほど変わらないものづくり。結局、単純作業化していくとコストの安い国に生産自体が移っていく。
2015年01月22日
先日、島精機の方がコンピュータシュミレーションソフトのセールスに来られた。以前だと、コンピュータの上で色出しをできることが利点であり、今もそれはそうかもしれないが、現実、コンピュータの上で出した織柄を現実のものにしようとするといろんな制約がある。

たとえば、一つの織物に10色使って、3配色作ったとして、およそ30の色糸が必要になるとか。それが現実にできれば力強い先染織物が可能だが、現実30色染めるなんてことは、見本、本番の2段階の作業を考えると60回の染が必要なことになる。パンクしてしまうだろう。

数色で力のある先染めを実現できる能力こそ求められており、コンピュータソフトも現実に即した使い方をできるのかできないかのあたりだろうといえる。

テキスタイルデザインでも懲りすぎると見本と本生産の2回の流れをこなせないことが多い。見本と本生産の間、機をそのまま2ヶ月とか遊ばせておかないとか。多品種展開するといろいろな無駄が出てくるので、そういうのを吸収できるくらいの設備のキャパも必要だ。
2015年01月21日
まだ、雪が所々に残っていて、朝もアラレが降っていましたが、それでも冬が終わりかけなのを感じます。

近くのショッピングセンターで、1階の食料品売り場と2階の100円ショップだけが人を集めている感じがするのは、食料品は、安売りスーパーは海外物がほとんどだが、このショッピングセンターは野菜や肉は国産が多く安心だからだろうと推測、一方、100円ショップが人気なのは、海外物が多いが、ほかで買っても雑貨も今は海外物がほとんどというあたりか。

このショッピングセンターの2階は婦人服を中心とした洋服が並ぶが海外企画ものがほとんど、洋服にしてもすごく安くしてあるのだがお客さんはまばら。そういえば、若者の多い、南草津のSPAも品揃え豊富でもお客さんがまばら。旧八日市のショッピングセンターも同じ現象で、2階以上にはお客様がおられないことが多い。

衣を食と住。ワンランク上のゾーンの服を売るために食と住などのライフスタイルとの統合が行われたりもするけど、冬が寒くなくなり、夏はエアコンがデフォルトになって、衣の重要性は低くなってきているのを感じる。

先日も京都東京からのお客様が弊社に来られて、空いた時間に昔の近江商人の屋敷にご案内したところ、その底冷え感というのは、現代人には耐えられないほどのものである。昔の日本式の家は風通しがよく、冬は家の中でも氷点下で、唯一の贅沢が火鉢の手に伝わるぬくもり。きっと、時間のたつのも長く思え、寒く静かな佇まいの中、いろんなことを思い巡らすことができただろう。
2015年01月20日
業界を救うための主旨の調査事業に協力願いたいということで郵便物が届いたが、なんか、頼めばお金がもらえる立場の人たちが、切り詰めて仕事している人をダシに、国からお金や立場をせびっているようなことに終わるだけではないのかと思える部分もある。

本気で製造業を立ち直らせようとしたら、研究開発で終わるくらいならやらないほうがましで、たとえば新興国のものづくりですらも、実際に最後までが成立つような他国の産業よりも有利な環境をつくりあげ、実際に利益を上げられるほどのことをやってこそビジネスが成り立っているのだ。研究開発で終わるだけならX非効率そのもの。

日本のように馬鹿げた分業思想で、異業種交流とか、コラボとか、どれほど小さな仕切りがあることを前提に話をするのだろうと思える。海外では、繊維でも糸をつくるところから販売チャンネルまで国と一体なのだ。国が上から目線でというのは、江戸時代の士農工商の身分制度的なものが続いているとしかいえない。

先日も町の農業関連の統計調査員がまわってきたが、そんな馬鹿げた調査に時間をつかってるくらいなら、する人すら足りていない農業の現場を少しでも助けろといいたいが、そういうのが判らない人が、農業を助けるという名目だけで無駄なことをやって、変わらないのが現状だろう。統計調査に時間をとらせてては人すらも足りていない農業を逆に潰すだけだろう。
2015年01月18日
ヤフーに登録したメールアドレスに、変なテストメールが来ました。ヤフーの子会社かららしいメールと、ニュースレターからのメール。ヤフーもまだ未対応のようで相当な登録情報の流出になり始めている予感がする。

件名は以下の2タイプ

テスト

20 バケットテスト アイテムなし

ヤフーの中で情報管理が適切に行われておらず、ヤフーのサービスを使用するのはしばらく止めたほうが良さそうに思える出来事である。

2件の不可解なメール、単純なミスではなく、人的な問題があって、情報が流出を始めているのだろうが、ヤフーのように組織が大きくなると誰が問題なのかを突き止めることは難しくなるだろう。情報管理も自社以外にも情報提供を行っているので収集はつきにくいだろう。第三者の手にメールアドレスなどの登録情報だけでなく、パスワードまで漏れてしまうと、ヤフーウォレットというクレジットカード情報へのアクセスなども起こりえる。

林与でも、クロネコペイメントというカード決済サービスと提携を行っておりますが、こちらの場合には、弊社がお客様のクレジット番号情報を知ることはありません。クロネコペイメントというサービスは、クロネコヤマトのクロネコファイナンスという会社が運用をしております。

追伸:ヤフーから今回のは、人的な操作ミスということでお詫びのそれぞれ別途に説明がありました。
2015年01月15日
レピア織機のレピアバンドを行ったり来たりさせるための上下に動くソロバンみたいな板が磨り減ったみたいで、レピアバンドが不安定になり、糸の受け渡しがうまく行かず、横糸切れ。調整を繰り返しても繰り返しても駄目、原因がレピアバンドが手で触ると動くというあたりに気がつかないと根本的な原因究明には結びつかない。

このソロバンも一年半ほど前に交換して、油の回りが悪いのだろうか。織機が高速に動き、鉄の部品と部品が擦れ合うのだから、磨り減らないほうがおかしいくらい。リューブリケーションは必要なのだが、たぶん、どこかで油が回りにくくなって油切れだったのだろう。鉄のギアの山が平らに磨り減るとギアがかみ合わなくなったときに、ベルトが戻りきらずに筬に挟まれて、レピアバンドやレピアヘッドがつぶれてしまうとか、別の事故に繋がる。

早めに修理しないと危ない。

2015年01月14日
今日は、リネンのP下をプリント工場に持込で投入。運送会社に依頼するよりも、自分自身で持ち込んだほうが、打ち合わせもでき、今回もほかの案件などに関しても相談が出来たりとプラスアルファな要素があるものだなあと思える。

でも、今日も本来なら2時に持ち込む予定が、3時半の持込。全部自分でやるとなるとやはり、時間はいろいろと掛かってしまうものだ。途中で疲れ果てて、構想道路の休憩所で仮眠、夜11時の戻り。

縦糸も繋いでいる途中だったが、このP下のことが気になってたので、P下が無事に納品できて、あとはプリント上がりを待つだけで、ほかの仕事にも集中が出来る。

今日はほかにもいろいろと電話での問い合わせなどが続き、順番にだが対応をできて、かなりいくつもの案件が進んでよかった。
2015年01月13日
今日は京都と東京からのお客様。生地をみていただく以外にも、いろいろと情報もいただき、林与も今後できることの可能性を考えたり。損得を超えたところで仕事をされているような気合を感じるし、そういうのがサラリーマン的な仕事の人よりも強い気がする。

お一人の方を駅にお送りした後に、少し地元を案内、伊藤忠兵屋敷と豊郷小学校をみたあと、豊郷小学校の観光案内所で、お二人と休憩しながら雑談。普通の喫茶店以上に贅沢な空間で、ここまで贅沢なものが提供されている場所というのも少ないのではないだろうかと思えた。

とびだし君に注目なのも、なぜか、とびだし君をいたるところで見かける豊郷。とびだし君の聖地でもあろう。小さな豊郷という町、あらゆる街角にいろいろなとびだし君。けいおんのキャラのとびだし君もあるが、後ろ髪の跳ねたのが上を向いていると危険だからか、改良版として後ろ髪が下に向いている。

とびだし君が大事にされるのは中山道という道幅の狭い危険な生活道路の存在。今は、子供が少なく、子供以上にとびだし君のほうが多い。キャラクターで地域を盛り上げようとする流れ、林与のリネンちゃん、ラミちゃん、ヘンプくんのことも思い出した。林与のなかでは、子供たちにリネンに親しんでもらおうと生まれたキャラたちなのだ。
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